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■6・27あいば野
 迫撃砲弾の場外着弾事故弾劾!
  日米合同軍事演習の中止を要求




 六月二七日、滋賀県の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場に近い今津住吉公園で、「先制攻撃の日米合同軍事演習反対!」と「憲法改悪阻止!」をメインスローガンに掲げた集会が開催された。主催は、「あいば野に平和を! 近畿ネットワーク」と「平和フォーラム関西ブロック」で、六月一八日から同演習場などで始まった日米合同軍事演習オリエント・シールド21の中止を求める取り組みである。
 集会に先立つ六月二三日、射撃訓練中に発射された迫撃砲弾が演習場を越えて一キロメートル先の山林に着弾するという事故が起こった。幸いけが人など直接の被害はなかったが、ひとつ間違えれば重大な事態になりえたものである。同様の事故は過去六年間で四度も発生している。二〇一八年には演習場外に着弾した砲弾によって民間車両が損壊するという事態も引き起こされている。集会参加者は繰り返される砲弾誤射を弾劾し、実弾射撃訓練の即刻中止を要求した。
 主催者あいさつのひとりで、「あいば野に平和を! 近畿ネットワーク」代表の野坂昭生さんは、一八回目となるあいば野での日米合同軍事演習を弾劾し、オリエント・シールド21の中止を強く要求した。また、戦争への道を進む菅政権を弾劾し、コロナ禍の中であろうと声をあげていく必要があると訴えた。
 この日の集会には、同じくオリエント・シールド21に関連した合同軍事演習が行われている米軍Xバンドレーダー基地の地元から、京丹後市議で米軍基地建設を憂う宇川有志の会の永井友昭さんも駆けつけた。永井さんは二期工事の完了でますます要塞化する京丹後の米軍Xバンドレーダー基地の現状を紹介し、あわせて先の国会で強行制定された重要土地規制法を、違憲立法で深刻な人権侵害を引き起こするものとして強く弾劾した。
 集会決議を採択した後、参加者はデモ行進を行い、日米合同軍事演習と実弾射撃訓練の中止を訴えた。


 


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