共産主義者同盟(統一委員会)






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■6・27 東京
 資本と警察の労働運動つぶしに反撃を!
 AWC首都圏が日韓労働者連帯集会
 


 六月二七日、東京都のすみだ産業会館において、「韓国サンケン闘争勝利! 資本と警察の労働運動つぶしに反撃を! 6・27日韓労働者連帯集会」がアジア共同行動首都圏の主催で開催された。
 午後一時半、司会のあいさつで集会が開始された。
 はじめに、AWC韓国委員会のホヨングさんからのビデオメッセージが上映された。ホヨングさんは、コロナ感染拡大の中で東京オリンピック開催に突き進み、原発再稼働と福島第一原発汚染水の海洋放出、自衛隊と米軍の軍事演習を強行する菅政権を徹底批判した。そして日米帝国主義の侵略を阻止する国際連帯の運動の強化を訴えた。
 つづいて、「尾澤さん不当逮捕・起訴の事実経過について」と題して、韓国サンケン労組と連帯する埼玉市民の会の方が発言に立った。警察権力は、最初から尾澤孝司さんを逮捕・起訴するために、計画的な不当弾圧をかけてきた事実を明らかにしていった。
 獄中の尾澤さんから「AWC6・27集会への連帯メッセージ」が寄せられていることが紹介され、司会が代読した。
 尾澤さんは自らにかけられた弾圧を「韓国サンケン労組の闘いをつぶすために、それを支援連帯し、日本の本社に抗議行動を続ける日本の支援連帯運動をつぶそうとする全く不当な弾圧です」と、サンケン電気と警察権力を徹底弾劾し、不当弾圧に屈せず共に闘う決意を明らかにした。
 連帯アピールでは、韓国サンケン労組を支援する会の方が、埼玉の新座署に勾留されている尾澤さんの応援も続けてきたこと、そして、韓国においても尾澤さんの不当逮捕に抗議する支援の輪が広がっていることを報告した。
 尾澤さん裁判へのカンパが呼びかけられた。その後、「サンケン太郎さん」がサンケン争議を支援する歌を披露した。
 休憩をはさんで、インターネット中継による韓国・全国金属労組慶南支部韓国サンケン支会の方々が連帯あいさつを行った。インターネットを介して韓国と東京の会場とつながった。会場の参加者からの質問、意見交換も行われ、日韓労働者連帯の有意義な交流がなされた。
 さらに、「5・3憲法大行動」被弾圧者、連帯労組関西地区生コン支部からの連帯アピールが行われた。「5・3憲法大行動」被弾圧者は、安倍政権以降、労働運動や市民運動に対する権力弾圧が強化されていることを明らかにし、毅然とした態度でいっさいの弾圧を跳ね返していくと発言した。関生支部からは、連帯メッセージが寄せられていることが紹介され、司会が代読した。
 集会決議が読み上げられ、参加者全員の拍手で確認された。
 集会の最後に、アジア共同行動日本連絡会議・顧問の鴨居守さんが「日韓労働者連帯の闘いとして、韓国サンケン闘争勝利を闘おう」とまとめの発言を行い、団結ガンバロー三唱で集会を締めくくった。

 


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