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■7・3 福井 大飯原発3号機再稼働弾劾! 現地で抗議の集会・デモ 四〇年超え老朽原発である美浜原発三号機を六月二三日に再稼働させた関西電力は、それに続いて七月三日には定期点検で運転停止中だった大飯原発三号機の再稼働を強行した。 大飯原発三号機をめぐっては、昨年一二月、大阪地裁が運転差し止めの判決を下している。現在なお高裁で係争中とはいえ、民意に反してそのような原発の再稼働を図る関西電力に対して、七月三日、福井県おおい町の現地で、怒りの声が叩きつけられた。 老朽原発うごかすな!実行委員会が呼びかけたこの日の現地行動には、福井や関西から約六〇人が集まった。 午後一時におおい町現地に集合した参加者は、まずデモ行進で大飯原発ゲート前に向かった。そして、ゲート前で一時間ほどの抗議のアピール集会を行い、あわせて関西電力あての申し入れ書を読み上げ提出した。 申し入れ書は、関電の原発にトラブルが頻発していること、かつてから約束していた使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設候補地の目処が立っていないこと、大飯原発が重大事故を起こせば、琵琶湖の汚染を含めて、実に深刻な事態が引き起こされることなどを指摘し、大飯原発およびすべての原発の即時運転停止を要求している。 参加者はさらに、地元の人々にアピールすべく、おおい町内でのデモ行進を行い、この日の取り組みを終了した。 |
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