共産主義者同盟(統一委員会)






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■7・18 京都
 Xバンドレーダー基地反対
 近畿連絡会が総決起集会



 米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会は七月一八日、「米軍Xバンドレーダー基地撤去! 基地のない京丹後を! 辺野古新基地建設阻止! 東アジアの平和を!」を掲げ、近畿連絡会総決起集会を京都市内で開催した。取り組みには約七〇人が参加した。
 近畿連絡会は例年この時期にXバンドレーダー基地がある京丹後市内で現地集会を開催してきたが、今年はコロナ禍との関係で京都市内での開催となった。
 主催者あいさつに立った近畿連絡会代表世話人の大湾宗則さんは、ミャンマー民衆の闘いや米国でのブラック・ライブズ・マター運動を例に引きながら、歴史を問い返す深い質をもった闘いをつくろうと訴えた。
 京丹後現地からは京丹後市議の永井友昭さんが現地の最新状況を報告した。永井さんはパワーポイントを使いながら、直近に行われた日米合同軍事演習の様子や急浮上した京丹後・宇川での風力発電所の建設計画とその深刻な問題点を指摘した
 基調報告では、東アジアの政治的・軍事的緊張が高まる中、現地住民の努力と結びつき、韓国・ソソン里でのTHAAD撤去闘争との連帯をはじめ国際連帯を進めつつ、ますます強化される米軍Xバンドレーダー基地の撤去をめざして闘っていくことが提起された。
 その後、老朽原発―全原発の廃炉をめざす闘い、沖縄の反基地闘争との連帯、労働運動つぶしの大弾圧を許さない、というそれぞれのテーマで特別アピールを受けた。さらに、結集した京都、大阪、兵庫、奈良、滋賀の代表からの発言を受けた。
 最後に、日米の対中国軍事シフトが強まるなかで、反戦・反基地の闘いを前進させようという近畿連絡会代表世話人の中北龍太郎さんの発言で集会をまとめ、デモ行進に出発した。
 デモの際には、街宣車を連ねた右翼が大音量をあげて妨害を図るという場面もあったが、参加者は最後まで敢然とデモ行進を貫徹した。


 


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