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  ■8・10 東京
 米韓合同軍事演習を許さない
 反戦実が米大使館抗議行動


 八月一〇日午後、「資本主義を超える新しい時代を拓く反戦実行委員会」(反戦実)呼びかけの、「米韓合同軍事演習を許さない 米大使館抗議行動」が取り組まれた。
 午後四時より、参加者は住友不動産虎ノ門タワー(旧虎ノ門JTビル)前に結集し、数百メートル先の米大使館へと向かおうとするが、機動隊が事前に阻止線を張って先へ進ませない。参加者はこの不当な規制に抗議しつつ、その場で抗議行動を開始した。
 司会の挨拶の後、全体で「米韓合同軍事演習を中止しろ!」「バイデン政権は朝鮮戦争を終結しろ!」 「南北の平和統一を支持するぞ!」のシュプレヒコールをあげた。
 呼びかけ団体の反戦実の仲間は、「米韓合同軍事演習反対行動を最先頭で闘ってきた尾澤さんは、五月一〇日に韓国サンケン労組支援活動の中ででっち上げ逮捕・起訴され、いまだ新座署に勾留されている。獄中の尾澤さんの分まで闘おう。バイデン政権は自国の覇権のために、中国に対する対決姿勢を鮮明にし、軍事的緊張を高めている。日本もまた米帝と共に対中国、対共和国の軍事的包囲を強め、自衛隊を実戦部隊化しようとしている。その具体化が、九月に予定されている陸自一四万人の大演習だ。今こそ国際主義の見地に立って闘おう」と語った。
 つづいて韓国民主労総副委員長の金恩亨(キムウニョン)さんが、電話を通じた連帯アピールを行った。金恩亨さんは、「私たちは、アメリカの対中国包囲戦略、対北制裁、米韓連合戦争演習、日米韓軍事同盟、日本軍国主義復活による軍事的な対決と戦争の時代に戻ることはできない。朝鮮戦争を終息させるために、停戦協定を平和協定へと変えなければならない。文在寅(ムンジェイン)政権は板門店宣言、平壌宣言を守り履行すべきだ。民主労働は反米自主、平等、平和、民主、繁栄、統一で闘い続ける」と語った。
 在日韓国青年同盟の仲間は、「韓米当局はこの演習を防衛的訓練だと言っているが、作戦計画五〇一五にのっとったものであり、朝鮮への先制攻撃をも想定した戦争演習だ。板門店宣言に違反し、朝鮮半島の軍事緊張を高め、民族の分裂を促進するだけの演習は即刻中止されなければならない。私たち在日韓国人青年は、反戦実の皆さん、韓国青年と共に演習反対、南北首脳合意履行を求めて闘う」と語った。
 その後、日韓民衆連帯ネットワーク、韓国良心囚を支援する会全国会議がそれぞれアピールを行った。AWC韓国委員会からは連帯メッセージが寄せられ、司会が代読した。
 AWC日本連からは、「米韓合同軍事演習の中止を求める声明」が読み上げられた。
 獄中の尾澤さんからは、本行動に向けての連帯メッセージが寄せられ、参加者によって代読された。尾澤さんは、「日韓民衆の国際連帯の力で日本帝国主義の排外主義を打ち砕き、韓米合同軍事演習に反対しよう。米軍を韓国、沖縄、日本から撤退させよう。私は獄中にいますが、心は皆さんと共にある」と語った。
 最後に全体で米大使館に向けてシュプレヒコールを叩きつけ、本行動を締めくくった。





 


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