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   ■8・29 東京
  オリンピック戒厳体制と差別排外主義を問う
  防災実2021が集会開く



 八月二九日、としま区民センターにおいて「オリンピック厳戒体制と差別排外主義の現在を問う!8・29集会」が「米軍自衛隊参加の東京都総合防災訓練に反対する実行委員会2021」の主催で開催された。これにアジア共同行動・首都圏の仲間も参加した。
 冒頭、主催者から主旨説明がなされた。本実行委員会は石原都政時代からの総合防災訓練に一貫して反対してきた。総合防災訓練は住民の戦争動員攻撃であり、それ自身が治安管理強化であると批判してきた。近年は差別・排外主義煽動に対する闘いと一体の課題として取り組んできていることなどが報告された。
 こうした主催者からの趣旨説明を受けて二氏が問題提起を行った。
 まずはじめに「破防法・組対法に反対する共同行動」から提起がなされた。「東京五輪厳戒体制の特徴」と題する報告では、五輪警備には「天皇代替わり」を超える六万人の警備体制がとられたこと、さらには自衛隊が警備の前面を担ったことが報告された。東京五輪は国内治安弾圧の飛躍的強化の現場でもあったことが明らかにされていった。
 続いてノンフィクション作家の加藤直樹さんが「差別排外主義の現在」を報告した。
 この間、「そよ風」などの排外主義団体による関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典に対する介入が続いている。これら団体の目的は、自らの主張の正当性を証明することではなく、追悼式典そのものの開催を阻止することである。つまり、騒動を起こすことで当局が追悼式の開催を認めなくなることを政治目的にしているのだ。この動きを厳しく批判していった。
 そして集会は連帯発言に移っていった。
 墨田の仲間は九月四日の荒川河川敷での追悼式を訴えた。また、東京オリンピック反対で不当逮捕された仲間の救援会から運動の支援が呼びかけられた。
 集会の最後に主催者から、コロナ情勢で総合防災訓練の開催地も含めて情報が出てこないなかで、開催が明らかになれば断固とした反対運動に取り組むことが表明された。そして防災訓練反対と一体の闘いとして、一〇月二四日に予定されている陸自大演習反対の集会とデモが提起された。
 二〇二一年、東京都総合防災訓練に反対しよう!





 


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