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■10・17 京都
 新自由主義に代わる社会をめざそう
 反戦・反貧困・反差別共同行動in京都



 一〇月一七日、「変えよう! 日本と世界」、「新自由主義に代わる社会をめざそう」などのスローガンを掲げて、「反戦・反貧困・反差別共同行動in京都」集会が開催された。
 二〇〇七年から始まったこの取り組みは今年で一五回目になる。今年は約三六〇人が円山野外音楽堂に集まった。
 集会実行委員会の代表世話人である仲尾宏さんは主催者あいさつの中で、コロナ禍を拡大させた新自由主義政策と自公政治を批判しつつ、それに代わる新しい政治と社会を実現しようと呼びかけた。連帯アピールを行った「戦争いらん! 基地いらん! 関西のつどい」共同代表の中北龍太郎さんは、とりわけ新たに発足した岸田政権による敵基地攻撃能力の保有に向けた動きに警鐘を鳴らし、それとの闘いを訴えた。
 その後、反戦フォークシンガーの中川五郎さんの公演を挟んで、鵜飼哲さん(一橋大名誉教授)の講演が行われた。
 鵜飼さんは、民衆の「平和に生きる権利」をめぐる問題を基調にその講演を進めた。鵜飼さんはこのかん東京オリンピック・パラリンピック反対運動に取り組んできたが、コロナ禍の中でのオリンピックの強行や、名古屋入管でのスリランカ人女性の死亡事件などを取り上げ。それがいかに「平和に生きる権利」を蹂躙しているかを強調した。鵜飼さんはまた、「敵基地攻撃能力」を許さない闘いを訴え、ジェンダー視点に貫かれた分析の必要性を強調した。
 その後、社民党幹事長の服部良一さんの特別アピールが行われ、集会実行委世話人の新開純也さんがまとめのあいさつを行った。
 集会は最後にインターナショナルを歌って締めくくられ、参加者は人出が戻りつつある京都の繁華街へのデモ行進に出発した。


 



 


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