共産主義者同盟(統一委員会)






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■11・17 高浜
 MOX燃料搬入に現地で抗議
 プルサーマル運転をやめよ!

 
一一月一七日、MОX燃料の福井県・高浜原発への搬入に対して、高浜現地での緊急抗議行動が取り組まれた。
 フランスで処理されたMOX燃料の搬入期日が明らかになったのは、わずか二日前だった。しかし、「老朽原発うごかすな!実行委員会」の緊急の呼びかけに応え、福井・関西から三〇人近くの人々が当日の早朝午前六時三〇分に、高浜原発が見える音海埠頭に結集した。湾内では海上保安庁の巡視艇などが警戒態勢を敷いていた。
 「MOX燃料搬入を許すな!」「プルサーマル運転反対!」と大書された長い横断幕を広げて抗議行動が始まる中、午前七時半ごろに燃料を積んだ輸送船が湾内にその姿を現した。抗議行動の参加者はシュプレヒコールで迎え撃った。
 参加者はその後、近くの音海展望台まで移動して、高浜原発ゲート前までのデモ行進を行った。ゲート前で集会がもたれ、一時間ほど福井や滋賀、京都、大阪などから参加した人々の抗議のアピールが続いた。とりわけ、福島からの避難者の方は、福島の現状、原発がいったん大事故を起こせばどれだけ深刻な取り返しのつかない犠牲が出るのかを切々と訴えた。
 今回搬入されたMOX燃料は、高浜原発三、四号機のプルサーマル運転に使用される予定だ。その危険性の高さはすでにさまざまに指摘されており、即刻中止されるべきものである。
 老朽原発の再稼働を強行し、危険なプルサーマル運転を進めようとする政府・関西電力を弾劾し、全原発の廃炉に向けて闘おう。

 


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