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■11・26―29 沖縄 辺野古新基地建設阻止! 玉城知事の「不承認」断固支持! 防衛局は直ちに工事を中止せよ! 「県民ひろば」、防衛局前で緊急集会 一一月二五日、玉城デニー「県」知事は、日帝―防衛省・沖縄防衛局が昨年四月に提出していた辺野古新基地建設「設計変更」申請を「不承認」とする決定を下した。申請から約一年半に及ぶ審査で、大浦湾軟弱地盤での強度・安定性に根拠がないと断言した。われわれは、知事の「不承認」決定を断固支持する。 決定を受け、オール沖縄会議は翌二六日昼、那覇市内「県民ひろば」で「設計変更不承認」緊急支援集会を開催した。集会には二五〇名余が参加し、「知事の不承認支持」「辺野古新基地建設NO」の青色メッセージボードを掲げ、待ちに待った「不承認」決定で辺野古新基地建設阻止への新たな闘いの号砲が切って落とされた。 集会では糸数慶子オール沖縄会議共同代表(前参院議員)や参加した国会議員団から伊波洋一参院議員と赤嶺政賢衆院議員、「県」議会与党各会派が代表発言を行い、知事の不承認を断固支持支援し、辺野古新基地阻止への世論を拡大しようと口々に訴えた。集会には玉城デニー知事から「新基地建設に反対する県民の強い意志がすべての源泉だ」とのメッセージも読みあげられた。集会の最後にシュプレヒコールとガンバロー三唱がなされ、昼休みで多くの市民が行き交う「県」庁前交差点に響き渡った。 続く二九日午後には、嘉手納町にある沖縄防衛局前で抗議集会が開かれた。同じくオール沖縄会議の呼びかけによるもので、各市町村島ぐるみ会議を中心に約二〇〇名が結集して怒りの声をあげた。 集会冒頭、稲嶺進共同代表(前名護市長)による沖縄防衛局長宛の「知事の『設計変更不承認』の受入れと辺野古新基地建設即時中止を求める声明」が読み上げられ、沖縄防衛局へ突き付けた。 そのまま防衛局玄関前で開かれた集会では、国会議員団を代表して高良鉄美参院議員、豊島ヘリ基地反対協共同代表やうるま市島ぐるみ会議、南風原町島ぐるみ会議の代表や桜井国俊沖大名誉教授(沖縄環境ネットワーク)が発言し、軟弱地盤の存在を三年余りも隠し続けていた沖縄防衛局の蛮行がマスコミで暴露されたニュースにもふれ、「辺野古唯一」「普天間基地の危険性除去」なるお題目を止め、直ちに既成工事も含め中止せよと口々に強調した。 最後に大城紀夫共同代表(前沖縄連合会長)が、「不承認」支持・工事即時中止を全国、全世界へ発信しようと訴え、ガンバローを三唱して集会を閉じた。 |
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