共産主義者同盟(統一委員会)






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   ■11・28 京都
  日米の「ミサイル防衛」強化に対する反撃を
  Xバンドレーダー基地撤去をめざし京都集会


 米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会は一一月二八日、京都市内で集会・デモを開催した。集会名称として掲げられたそのテーマは、米軍Xバンドレーダー基地撤去と共に、「東アジアでの日米『ミサイル防衛』体制の強化反対!」、「辺野古新基地建設阻止!」、「とめよう日本の軍拡・戦争準備!」であった。
 東アジアにおける「米中対立」の深化の中で、日米帝国主義は京丹後の米軍Xバンドレーダー基地をその一角とする「ミサイル防衛」(MD)体制の強化を推し進めようとしている。一一月の宮古島での自衛隊基地へのミサイル・弾薬搬入もその一環だ。集会基調では、琉球弧での自衛隊配備の増強や基地の新設・強化、韓国のTHAAD撤去闘争をはじめ、MD体制の強化など日米の軍拡・戦争準備と闘う人々への連帯、そして岸田打倒の闘いを推進していくことが強く押し出された。
 京丹後市議の永井友昭さんはパワーポイントを使いながら現地状況を報告した。そこでは、今夏にオリエント・シールド21の一環として実施された日米合同軍事演習の問題、低周波騒音をもたらすレーダーの発電機稼働による住民被害、重要土地規制法の現地住民や反対運動への影響がリアルに報告された。
 この集会には辺野古現地からの訴えとして、カヌー隊の金治明さんからのメッセージも届けられた。また、日本「本土」における集中的な基地強化に抗う岩国の人々の声も紹介された。
 集会終了後、参加者はデモ行進に出発した。このかん続いている街宣右翼による妨害もあったが、デモ参加者は毅然として対応し、米軍Xバンドレーダー基地撤去、戦争につながる基地をなくして東アジアの平和を実現することなどを訴えてデモ行進を最後まで貫徹した。

 


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