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   ■12・3―4 沖縄
  辺野古設計変更不承認支持・
  辺野古新基地断念へ連日行動

 玉城デニー知事の辺野古新基地設計変更不承認決定を支持・支援する「県民集会」が一二月三日夕方、那覇市内県民ひろばで開催された。11・26緊急集会、29沖縄防衛局抗議集会に続くオール沖縄会議の主催で、五〇〇名超が結集した。
 会場周辺では右翼街宣車が大音量で妨害を図るが、集会は毅然として展開された。新里米吉共同代表(前県議会議長)や「県」議会与党各会派代表、伊波洋一参院議員、さらには北部・中部・南部地域島ぐるみ代表からは、「不承認」支持の闘いをもって辺野古新基地断念を闘いとろうとの決意の発言が次々となされた。玉城デニー知事からのメッセージも紹介された。集会は最後に、糸数慶子共同代表(前参院議員)が「不承認を支持し、日米両政府に辺野古新基地即時断念を求める決議」を提起し採択された。
 集会後、牧志公園までの久しぶりのデモを貫徹し、右翼の敵対を粉砕して市民へのアピールを発した。
 翌一二月四日は、毎月第一土曜日の「県民大行動」で、昨年一〇月開催以来コロナ禍で中止していた現地集会を一年二カ月ぶりに再開し、八〇〇名余が結集した。また名護市内をはじめ各地でも、現地と連動したブルーアクション街頭宣伝行動が展開された。
 辺野古ゲート前テントには、玉城デニー知事も参加し、「国の横暴に絶対負けてはならない」と不退転の決意を明らかにした。ここでも右翼街宣車の悪質な妨害をはねのけ、参加した八〇〇名余は「知事の不承認支持」青プラカードを掲げ、新たな闘いをスタートした。
 沖縄防衛局は、知事による設計変更不承認決定を無視するかのように、通達の翌日には新護岸「N2」を完成させ、辺野古側埋立土砂の陸揚げ作業を加速させようとしている。美謝川付け替えや高さ制限「電柱地中化」工事なども含めて、既成事実化を図る意図は明白だ。軟弱地盤での「改良」など見込めないにも関わらず、岸田政権は二一年度補正予算に八〇一億円も計上している。知事不承認決定を受け、辺野古新基地阻止のうねりを全国で拡大しよう。

 


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