共産主義者同盟(統一委員会)






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  1・23 大阪
 辺野古新基地建設反対!
 琉球弧への自衛隊配備を許さない
 集会&デモで訴える


 一月二三日、大阪のPLP会館において表題の集会が開催された。メインスピーカーの山城博治さんは折からの新型コロナウィルス・オミクロン株感染拡大の影響により、Zoomでの講演となった。
 山城さんのお話は辺野古新基地建設の現状と馬毛島から与那国島に至る島々の軍事強化についてのものだった。辺野古は昨年一一月に玉城デニー知事による設計変更不承認によって、これまでと違い、少なくとも大浦湾については工事を進められなくなっている(不承認の効力を無効化しても「変更申請」が承認されたことにはならないため)ことを明らかにした。一方で美謝川の付け替えについては、渡具知市長が市の権限行使をボイコットすることで違法工事が進められており、この日、投票日であった名護市長選挙の勝利が極めて重要であると明らかにした。残念ながら、名護市長選挙はオール沖縄側の敗北(当日深夜判明)となった。もう一点の南の島々の軍事強化の問題については、簡単に宮古や石垣の状況を共有したうえで、新たな組織として「命どぅ宝 沖縄・琉球弧を戦場にさせない県民の会」の結成を目指していることを明らかにした。保革を超えて、住んでいる島々を戦場にさせないという一点で闘おうとのことである。この観点から、今回は団体での参加ではなく、個人結集で組織するとのことである。
 質疑応答では差別排外主義者からの妨害もあり、会場で団結して排除した。その後もその人物は会館外から拡声器で妨害を続けた。この人物は昨年の表現の不自由展・関西でもしつこく妨害を行っていたとのことである。
 連帯の挨拶にはジュゴン保護キャンペーンセンター、辺野古派遣サポート大阪基金、南西諸島への自衛隊配備に反対する大阪の会、京丹後米軍Xバンドレーダー基地反対京都連絡会、辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動の各団体が立った。辺野古大阪行動は大阪駅前情宣でいつも使用している横幕を披露し、替え歌「強権の花咲く日本の丘」(元歌はみかんの花咲く丘)を会場の参加者とともに歌った。
 集会は行動提起を受け、雨の中、梅田に向けてのデモに出発した。引き続き差別排外主義者の妨害を参加者全体で跳ね返して、貫徹された。
 

 


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