共産主義者同盟(統一委員会)






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  ■2・21
  関生・大阪スト第二次事件控訴審
 
控訴棄却の不当判決を弾劾する



 二月二一日、大阪高裁において、一連の連帯労組関生支部への大弾圧の一環である「大阪スト二次事件」の控訴審判決公判が行なわれ、控訴棄却という不当判決が出された。この不当な有罪判決を徹底弾劾するとともに、警察・検察・司法が一体となった闘う労働組合つぶしを許さず、労働運動の発展を勝ち取ろう。
 「大阪スト第二次事件」とは、二〇一七年一二月に行なった運賃引き上げを求めるストライキの際、現場にいなかった組合役員二名を「業務を妨害した」として逮捕、起訴したものである。しかし裁判を通じて、車両の通行を妨害していたのは組合員ではなく、会社側が動員した管理職ら約一〇人だったこと、スト当日は出荷業務がほとんどなかった(つまり、妨害される業務がなかった)ことなどが明らかになっている。まさに会社による「自作自演の業務妨害事件」だったのだ。
 一審(大阪地裁)では当該会社に関生支部の組合員がいないことをもって有罪判決(懲役二年六月、執行猶予五年)が出された。今回の二審判決では、「産業別労働運動の無知・無理解」「労働組合の団体行動の正当性判断が欠落している」という批判が集まった一審判決を修正して、直接労使関係がなくても「憲法二八条(団体行動権等の保障)の保障の対象になる」としつつも、組合員らの活動が「社会通念上相当と認められる限度を超えている」として有罪判決を出したのである。
 そもそも、このストライキは、労働者の賃上げの原資とするための生コン運賃の引き上げの約束を実行させるためであるのに、判決ではこうしたストに至るまでの経緯などを全く考慮していない。決して許すことはできない。
 この日、公判開始前の午後一時、大阪高裁前の公園に関生支部組合員や「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」の呼びかけに応えた労働者・市民二〇〇人が集まった。参加者は、それぞれの立場からストライキなど闘いの報告や、争議・団体行動の重要性について発言した。入廷前の当該からは「労働組合の当然の権利を行使したのであり、間違ったことはしていない」との発言があった。
 「控訴棄却」の一報が入ると、ただちに抗議のシュプレヒコール、「間違っているのは裁判所、労働者の権利を守るために絶対に負けるわけにはいかない」というアピールが続いた。最後に、公判を終えて出てきた当該は「当然、上告して闘う。もっともっと闘ってストが社会通念として認められる社会をつくっていく」と決意表明した。
 関生支部への弾圧は、今も継続している。街宣活動への警察の不当な介入・恫喝や、組合員への呼び出しも引き続き行われている。国家権力が、憲法や労働法を無視して、闘う労働組合つぶしを画策している。労働者の生きる権利を守り、階級的労働運動を発展させることで、大弾圧をはね返そう。

 


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