共産主義者同盟(統一委員会)






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  ■京都3・26
  トランス女性差別反対!
 街頭をデモしアピール




 三月二六日、AWCユースの呼びかけで、『トランス女性を差別するな! 3・26京都デモ』が行われた。二五名の参加で、京都でトランス女性差別反対の声を上げた。
 出発前アピールでは、トランスジェンダー当事者の方が、過去に受けた暴力について触れ、「性暴力は同性からも異性からも行われる」ということを述べた。また、「8・6青空式典から9・6『山口のヒロシマ・デー』へ連続行動実行委員会」からの連帯メッセージも読み上げられた。
 デモでは、「トランス女性を差別するな!」「女子トイレを当たり前に使わせろ!」「見た目で人を排除するな!」「トランス女性に安全な医療を!」などのメインコールに加え、天皇制反対、排外主義反対、帝国主義反対、ロシアはウクライナ侵略をやめろ、なども訴えられた。
 少人数のデモだったが、参加者からの感想は「意義を感じた」というものが多かった。実際、トランス女性差別反対をメインに訴える街頭行動は日本全国を見てもほとんどないという現状がある。トランス女性当事者たちの受けている差別は深刻な一方で、そのような差別があるということ自体、知らないという人が多い。当然のように社会に浸透しきっているトランス女性差別と、当事者と断絶されている社会の構造を改めて考えさせられる。
 これまでの新左翼運動のトランス女性差別への無関心を反省しつつ、立ち上がる当事者との連帯をつくり出し、社会を変革していくことが求められる。今後も継続して、トランス女性差別と闘う運動を共につくり出していこう。トランス女性の解放を! 帝国主義打倒!


 


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