共産主義者同盟(統一委員会)






■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームへ

   
  ■3・27 三里塚
  空港機能強化反対!市東さんの農地を守ろう
 会場貸出不許可をうち破り芝山で集会





 三月二七日午後、三里塚芝山連合空港反対同盟主催の「空港機能強化白紙撤回 市東さんの農地を守ろう 成田の軍事利用許すな 3・27芝山現地集会」が闘われ、二八五名が参加した。
 会場は、昨年、不当な会場貸し出し不許可処分を受けた芝山文化センターだ。反対同盟は審査請求を闘い、ついに処分取り消しを勝ち取った。
 はじめに、反対同盟事務局の伊藤信晴さんが主催者あいさつを行った。伊藤さんは、一年間、強制執行実力阻止態勢を堅持し、市東さんの農地を守り抜いてきたことの勝利を確認した。また、前町長相川勝重による会場貸し出し不許可の攻撃に対して、空港反対運動五七年の陣形で粘り強く闘い、勝利したことを確認した。伊藤さんは、引き続きの支援を要請して発言を結んだ。
 今回不参加となった反対同盟事務局の萩原富夫さんのメッセージが代読された。
 動労千葉、関西新空港反対住民、全日建運輸連帯関西生コン支部の代表が、連帯のあいさつを行った。
 市東孝雄さんは、国策と闘う福島、沖縄、三里塚を一つのものとして闘うこと、最後まであきらめず、天神峰の農地で身体の続く限り農作業を続けていくと宣言した。市東さんの決意に参加者はひときわ大きな拍手で応えた。
 反対同盟顧問弁護団、市東さんの農地取り上げに反対する会などが発言し決意を語った。また、「市東さんの農地を守る沖縄の会」事務局長の金治明さんから連帯メッセージが届いていることが紹介された。宮本麻子さんがカンパを呼びかけた。
 次に、成田空港「開港」以降、四〇年以上にわたって騒音被害に苦しむ周辺住民が参加し、アピールを行った。空港会社の進める空港機能強化策は、夜間や深夜の飛行制限時間の短縮が盛り込まれており、騒音下の住民にさらなる負担を強いることは必至だ。周辺住民は「空港機能強化策」に反対する団体を立ち上げて、訴訟を含めた闘いに立ち上がっている。反対同盟は、この住民と結びつき、闘いをともに進めている。住民からの発言は、空港反対運動の新たな結合と発展の展望を示した。
 最後に、現地で強制執行実力阻止態勢を担う反対同盟、支援全員が登壇し、決戦本部長の太郎良さんがアピールを行った。太郎良さんは、一年間、この態勢で市東さんの農地の強制執行を阻止してきたことを確認した。この陣形を堅持し強化していこうと呼びかけた。また、前町長相川勝重による公共施設利用不許可処分の妨害を打ち破ったことを、周辺住民と共に勝利として確認し、この力で空港機能強化策の白紙撤回を勝ち取っていこうと訴えた。太郎良さんは、「決戦本部は市東さんの農地を守るために再先頭で闘い抜く。決戦本部に集まって共に闘おう!」と呼びかけた。
 最後に「団結ガンバロー」を唱和したのち、芝山文化センター周辺を一周するデモを行った。市東さんの農地強制執行実力阻止、空港機能強化白紙撤回、第3滑走路建設阻止を芝山町民に訴えていった。

 


Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.