共産主義者同盟(統一委員会)






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  ■4・24 京都
  
共産同(統一委)関西政治集会
 
差別・排外主義との対決
  国際連帯を鮮明に打ち出す




 共産同(統一委員会)関西政治集会は四月二四日、「差別・排外主義と対決し、労働者階級の国際連帯で新しい社会を切り拓こう!」というスローガンを掲げて開催された。
 集会冒頭、今年に入って相次いで逝去された元AWC共同代表の小城修一さん、フィリピンBAYANのリタ・バウアさんに対する黙祷が捧げられた。
 連帯発言で、若狭の原発を考える会の木原壯林さんは、とりわけ四〇年超え老朽原発の廃炉をかちとり、原発のない世界を実現しようと訴えた。AWC日本連共同代表の瀧川順朗さんは、AWCが今年で結成三〇年を迎えることに触れつつ、反戦・反基地・国際連帯の闘いをさらに前進させていくことを呼びかけた。釜ヶ崎パトロールの会の方は、天皇制の行き着く先は戦争だとして、それとの対決の重要性を訴えた。統一共産同盟の方は、ロシア・プーチン政権のウクライナ侵略や東アジア情勢に触れつつ、5・15闘争やクアッド首脳会合反対闘争を共に闘おうとアピールした。
 その後、国内外の共闘団体からのメッセージが紹介され、集会基調が提起された。
 集会の後半にはまず、「トランスジェンダー差別に抗して」と題する報告が行われた。日本におけるトランスジェンダー差別の現状に触れたうえで、その根底に資本主義と家父長制の問題があることを指摘した。報告はまた、「トランス差別と闘う党へ」と提起し、党の変革と具体的な取り組みの前進を訴えた。
 続いて、労働戦線で闘う同志が報告した。それは、労働者階級が置かれている状況を踏まえつつ、関西各地における労働戦線のこの一年間の取り組み、その前進を、具体的に報告するものだった。同志はさらに、地域共闘、労働者反戦闘争、被差別解放戦線との共闘などを通して、階級的労働運動と労働運動活動家建設の前進を勝ち取ろうと訴えた。
 これらの報告を受けて登壇した関西地方委員会の同志は、日米軍事同盟と対決する街頭行動、反帝・プロレタリア国際主義に立脚した大衆的政治闘争の推進、差別・排外主義との対決、これらの闘いを党として全力でおし進めていくことを決意表明した。
 最後に政治集会スローガンを確認し、時代の大きな転換点に際会する中で、階級闘争と共産主義運動の前進を共にかちとろうという司会のまとめで集会を終了した。


 


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