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■5・1 第93回日比谷メーデー 働く者の団結で生活と権利、 平和と民主主義を守ろう 五月一日、三年ぶりにメーデーが日比谷野音に二〇〇〇人の組合員を集めて開催された。 今年のメーデーは、呼びかけ人に女性二名(中島由美子全国一般なんぶ委員長、藤村妙子全労協女性委員会)が名前を連ねた。おそらく日比谷メーデー始まって以来のことである。 集会は、主催者挨拶、来賓挨拶と続き、闘いの現場からは、育休取得で報復解雇された「三菱UFJモルガンスタンレー証券」のグレン・ウッドさん(全国一般なんぶ)の発言、東急バス分会(全国一般東京労組)から運転手のインターバル時間の充実を求める訴え、そして沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの青木初子さんの復帰五〇年を経ても変わらない沖縄の現実に対する訴えがあった。 集会後、デモ出発の霞門には、なんと右翼の車が門前に停まり道をふさいでいた。十数人の制服警官が抑え込んでいるが、彼らは口汚く大音量でののしり、隙あらば車から飛び出すというような状態だった。メーデー始まって以来の出来事である。彼らへの怒りの声がデモ参加者から上がる。そして、組合側のメンバーを警察が一時拘束したことが伝えられると怒りの声は一層強く上がった。 その後デモは、道行く人たちに労働条件の向上やウクライナに一刻も早い平和をと訴えながら、土橋までのコースをデモ行進をした。 |
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