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  ■5・15 東京
  
沖縄「復帰」五〇年を問う
  関東一坪呼びかけデモに650名
 
 


 五月一五日午後、日比谷公園霞門で、―「『復帰』五〇年を問う― ウチナーイクサバやナランドー 軍事基地は出て行け」が取り組まれ、六五〇名が参加した。主催は沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(関東一坪)。
 午後二時からサンシンの演奏と歌のオープニングライブにつづき、司会者からのあいさつ、出発前の打ち合わせが行われた。
 主催者を代表して関東一坪の青木初子さんが発言した。青木さんは、「『復帰』から五〇年というが、『国土』の0・6%しかない沖縄に、70%以上の米軍基地を押し付けつづけても、なんとも思わない99・4%の地域に住んでいる日本国民に訴えたい。沖縄の軍事植民地化を許しているのは、日本政府の政治家を選んでいるあなたたちだ」と糾弾した。さらに、「私たちは、この『復帰』五〇年を機に、皆さんとともに沖縄への差別政策をやめさせる大きなうねりをつくっていきたい。与那国島、宮古島、石垣島、沖縄島、馬毛島が戦争の最前線に立たされることを阻止していこう」と語った。
 沖縄から駆け付けた山城博治さんは、以下のような発言をした。日本政府は「中国脅威論」や「台湾海峡」危機を煽り、沖縄が戦場になることは当然という世論づくりに懸命になっている。日本が再び戦争国家になることを阻止しなければならない。昨日まで行われた沖縄平和行進には、大量の右翼街宣車が集結して、大音量で襲いかかってきたが、今後は東京でも右翼による反戦・反基地運動への襲撃が日常化していくことになる。このような戦争国家へ向かうことを何としても止めていかなくてはならない。
 そして最後に、辺野古新基地阻止闘争の中で歌い続けられている「今こそ立ち上がろう」を全体で合唱して発言を終えた。
 その後参加者は、銀座デモへと出発し、沿道の人々に色とりどりの旗、プラカードなどで、辺野古新基地建設阻止、沖縄の軍事要塞化反対を訴えていった。また、「今こそ立ち上がろう」の合唱なども行われた。
 デモの途中、「旭日旗」を掲げた右翼集団数名が参加者に対して罵声を浴びせるなどの敵対を行ってきたが、参加者はこれを跳ね返し、東京駅前までのデモをやり抜いた。

 


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