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  ■5・26 東京
 
「復帰」50年、辺野古新基地反対
 日比谷野音に1200人が結集





 五月二六日、東京の日比谷野外大音楽堂で「『復帰』五〇年 辺野古新基地建設を許さず 憲法が生きる沖縄と日本を! in東京」がおこなわれた。「止めよう! 辺野古埋立て」国会包囲実行委員会と「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」の共催で、労働組合や辺野古新基地建設反対の支援活動をする市民団体など約一二〇〇人が結集した。
 集会は総がかり行動実行委員会の勝島一博さん(平和フォーラム共同代表)の主催者あいさつで始まった。続いて、かけつけた国会議員(打越さく良・参議院議員、赤嶺政賢・衆議院議員、福島瑞穂・参議院議員、高良鉄美・参議院議員)からのあいさつが行なわれた。その後には、参加者全員が「基地のない平和な沖縄を」「憲法が生きる沖縄と日本を」と書かれたプラカードを一斉に掲げるパフォーマンスを行なった。
 石川元平(いしかわげんぺい)さんの講演がビデオ上映された。石川さんは「復帰」前年一九七一年に返還協定の批准を決議する国会に建議書を渡そうとした屋良朝苗・琉球政府行政主席(当時)の秘書だった。琉球王朝として主権国家であったことから話し始め、「一八七九年日本の南進政策のための拠点として軍隊を駐留するために武力併合された」こと、その末路としてあった沖縄戦から「命どぅ宝」との沖縄的平和思想を獲得したこと、天皇メッセージで売り渡されたこと、一九六五年佐藤来沖に対する県民大会デモ、ベトナム戦争で出撃基地となった復帰運動の大転換など、「復帰」までの闘いを述べた。そして、琉球弧の自衛隊基地強化に対して「第二の捨て石になるなど断固として拒否」し、辺野古新基地建設を許さないことを表明した。
 市民団体からは、平和を実現する宗教者ネット、沖縄・一坪反戦会関東ブロック、ピースボートが発言した。
 集会後、銀座を通り東京駅近くまでデモ行進をした。

 


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