共産主義者同盟(統一委員会)






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  ■5・29 北九州
 
共産同(統一委)九州・山口政治集会
 ウクライナ情勢巡る討論
 五月沖縄解放闘争の報告




 五月二九日、共産同(統一委員会)九州山口政治集会が北九州市内で開かれた。冒頭、沖縄労共闘、三里塚芝山連合空港反対同盟からの連帯メッセージが紹介された。基調提起では二〇二二年方針として、「プロレタリア国際主義を貫き反戦・改憲阻止! クアッド粉砕! 岸田政権打倒! 5・15沖縄解放闘争! 反帝闘争(三里塚、反原発、反弾圧)を闘い階級闘争構造を建設しよう(階級的労働運動、被抑圧人民・被差別大衆の解放闘争、青年運動、反帝国際主義の闘い、左派共闘の発展)」の諸課題を拍手で確認した。
 次にウクライナ情勢をめぐる討論に入った。
 ウクライナは一九九一年ソ連から独立。ウクライナの西部、中部、東部・南部の各地域には歴史的にそれぞれ諸民族が住んでおり、隣国に支配され分割された時期もあった。ウクライナとロシアの対立は宗教の影響も大きい。戦争では「慰安婦」やレイプなど女性の性被害も大きい。女性も兵士として戦闘に加わっている。
 ロシアを追い詰めるNATOのありようも問題だ。障害者は空爆の際にも避難することが難しい。ロシアは障害者も兵士にしている。ロシア軍の侵略はかつて日本軍がやっていたことと同じ。ロシアを批判するならかつての日本の侵略を振り返ることが必要。
 私たちができることは、再びアジアで戦争を起こさないこと。沖縄の基地強化・自衛隊の南西シフトを止めること。岸田政権の改憲、防衛費倍増の動き、日本の軍備強化を止めよう、などさまざまな意見が出された。
 最後に「戦争を起こしてはならない、戦争を早く終わらせる。ロシア国内、ウクライナ国内で反戦を闘う民衆と連帯する。日本の歯科医がウクライナの歯科技工士に仕事を依頼して支援する例など、いろんな連帯の仕方がある。反戦連帯でやっていこう」と司会が締めくくった。
 続いて5・15「復帰」を問う沖縄行動に福岡から参加した仲間が、写真をもとに報告した。
 辺野古ゲート前、安和桟橋、佐喜眞美術館などを訪問し、5・15森川公園での集会に参加、首相参加の沖縄復帰五〇周年記念式典を弾劾するデモを闘ったことが報告された。
 また、沖縄「県」の「復帰」五〇年の新たな建議書も紹介され、「辺野古新基地に反対する。自立型経済の構築、基地のない平和の島を改めて求める。憲法を遵守し、民主主義、地方自治を尊重すること、沖縄を活用し平和外交・対話を推進することを日本政府に求める」内容が確認された。今後、知事選など重要な選挙の多い今年、オール沖縄の闘いを支えていくことも確認された。
 最後にスローガン採択、「インターナショナル」を斉唱し、本年の奮闘を誓い合った。

 


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