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  ■5・29 大阪
 
老朽原発このまま廃炉!大集会に2100人
 原発のない明日を実現しよう!




 五月二九日、大阪・うつぼ公園で「原発のない明日を 老朽原発このまま廃炉! 大集会inおおさか」が開催された。「老朽原発うごかすな! 実行委員会」が主催し、関西各地や福井、全国の原発立地地元などから二一〇〇人が参加した。
 集会では、中嶌哲演さん(原子力発電に反対する福井県民会議)が主催者を代表して「ウクライナでの戦争で、原発は核兵器に転化しかねないことを世界に示した。夏の参院選で原発反対を争点にするなど、すべての原発廃炉にむけ、知恵を絞って行動しよう」と訴えた。
 続いて、「美浜三号機運転差止め仮処分」と「子ども甲状腺がん裁判」について井戸謙一弁護士が報告。名古屋での老朽原発四〇年廃炉訴訟原告、福井・美浜原発で働いていた元技術者、東海第二原発の再稼動を止める会、原発賠償関西訴訟原告団の発言と進んだ。
 次に、全国からの仲間が登壇し、なくそう原発・核燃・あおもりネットワークとさよなら島根原発ネットワークの代表がそれぞれの闘いを報告した。
 老朽原発うごかすな!のポテッカー掲示のアクションのあと、近畿五府県からの参加者、労働団体からフォーラム平和・人権・環境と全労連近畿ブロック、おおさかユニオンネットワークの代表の発言を受けた。実行委員会の木原壯林さんから「運転開始から四五年以上になる美浜原発三号機、高浜原発一、二号機は停止したまま。韓国の原発五基も三五年を超え、二基は来年四〇年を迎える。もし日本の老朽原発の再稼動を許せば、世界の原発の四〇年超え運転の前例にされてしまう。老朽原発完全廃炉を勝ち取り、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しよう」との集会アピール提案がされ、採択された。
 集会後、たくさんの若者たちでにぎわう御堂筋デモに出発した。

 


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