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  ■6・4 沖縄
 
六カ月ぶりの辺野古大行動に880人
 翌日には高江座り込み15周年集会



 六月四日、「辺野古新基地阻止県民大行動」が辺野古ゲート前で開催された。コロナ禍の中で集会形式の開催は六カ月ぶりだ。長梅雨の雨雲が覆う天候であったが、久しぶりの集会に八八〇人余の参加者は再会の笑顔が絶えない。
 集会は、主催の「オール沖縄会議」、現地闘争部の岸本喬事務局長(沖縄平和運動センター事務局長)の司会で「ここへ座り込め」の合唱から開始された。主催者を代表して糸数慶子共同代表(前参院議員)が、「コロナ対策で行動も自主規制してきたが、国はその間も強引に工事を進めてきた。断じて許されない。改めて闘いを強化しよう」と訴えた。玉城デニー知事からもメッセージが届けられ、「県民の強い意志がある限り、何年かかっても新基地は絶対に実現しない」「一緒にがんばろう」と呼びかけた。
 集会では、沖大名誉教授の桜井先生(環境学)と同大学の高良教授が、さらには「県」議会会派代表の渡久地「県」議がそれぞれの立場から新基地建設阻止へのさらなる団結と闘争強化を訴えた。また、沖縄選出国会議員団「うりずんの会」を代表して伊波洋一参議院議員(沖縄の風)が、新基地反対への大きな政治決戦である九月知事選勝利とその導水路としての七月参院選勝利への力強い訴えを行った。
 集会は最後に、山城博治現地闘争部長の「土地規制法適用によるゲート前テント撤去攻撃を打ち砕こう」と檄を飛ばし、高里鈴代共同代表のガンバロー三唱で元気よく集会を閉じた。
 なお、翌五日には、東村の農民研修施設で「高江座り込み一五周年報告集会」が開かれた。こちらは三年ぶり。主催はヘリパットいらない住民の会で、約一七〇人が参加した。
 集会では、地元から二〇二〇年一一月からの新設着陸帯本格運用による訓練激化や騒音増大の現状の報告があり、愛知での名古屋高裁違法判決をかちとった機動隊派遣訴訟団(東京、愛知、福岡、沖縄)からの報告などが行われ、闘いの継続を確認し合った。



 


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