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  ■8・11 京都
  基地のない平和な沖縄・日本・東アジアを

  
130人が参加し、集会・デモ
  


 八月一一日、キャンパスプラザ京都において「基地のない平和な沖縄・日本・東アジアを! 8・11京都集会」が、京都沖縄連帯集会実行委員会の主催で開催され、約一三〇人が参加した。
 集会では、高良鉄美議員(参議院、沖縄の風)が「沖縄復帰五〇年の現実とデニー知事再選に託す沖縄の未来」と題して講演した。高良さんは、沖縄の戦後の歴史を振り返りつつ「米軍の沖縄占領状態は今も続いている。沖縄の住民は『米軍の活動や日米同盟に支障のない範囲で』生活の自由を保障されている。日米地位協定や辺野古での新基地建設強行はその一例だ」と語り、「デニー知事が次の知事選挙で再選されないと沖縄は大変な状況になる。ぜひ再選させたい」と講演を締めくくった。
 集会の後半では、京丹後市議会議員の永井友昭さんが「京丹後米軍Xバンドレーダー基地」について報告。「京丹後市宇川での米軍基地本格稼働から七年半が経つが、米軍関係者の交通事故や、基地からの排水による海水汚染の可能性など、基地によって引き起こされる問題は解決していない」と現状を語り、今年五月には米軍と自衛隊の基地近くの、市が管理する駐車場で、自衛隊が事前連絡もなく立ち入り制限をして通信訓練を行ったことなどを報告した。
 続いてジャーナリストの土岐直彦さんが「南西諸島自衛隊配備問題」についての報告を行った。土岐さんは、「東西冷戦終結以降、中国を仮想敵国とする『南西シフト』が急速に進み、九州から石垣島にいたる島々で、自衛隊の基地建設・強化が進んでいる」「沖縄を再び戦場にするな」と訴えた。
 最後に「辺野古新基地建設の『計画変更不承認』を打ち出した玉城デニー知事の再選を願い、辺野古新基地建設の中止、南西諸島への自衛隊配備を撤回させ、京丹後米軍Xバンドレーダー基地の撤去を求める」というアピールを採択して集会は終了した。
 集会後には、京都駅周辺を「辺野古新基地建設を許すな」「宮古・石垣・馬毛島などへの自衛隊配備反対」「デニー知事の再選を」などと訴えてデモ行進した。

 


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