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  ■10・16 京都
  
第16回反戦・反貧困・反差別共同行動in京都
  450名が円山野音集会・デモ
 



 一〇月一六日、京都の円山野外音楽堂で「第一六回反戦・反貧困・反差別共同行動in京都」が開催された。約四五〇人が参加した。
 代表世話人の一人である新開純也さんが主催者あいさつを行い、第二次安倍政権の成立以降のいわゆる「二〇一二年体制」の性格・構造を指摘すると同時に、世界と日本での新しい動きに着目しつつ、腐敗した「体制」を終わらせるために大衆闘争を前進させていくことを訴えた。
 集会では大阪大学大学院教員の木戸衛一さんが「変革の原動力であり、その土台となるべき、民衆運動の課題は何か」と題して講演を行った。木戸さんはロシア・プーチン政権のウクライナ侵攻を受けたドイツ政府の軍事費増大や武器輸出の問題などを紹介しつつ、世界が大きな転換期にあることを指摘し、日本の民衆運動が「近現代日本総体の見直し」を内包した闘いを進めていくべきことを提起した。
 特別アピールとして、「ウトロを守る会」の斎藤正樹さんが発言し、在日朝鮮人の集住地区である宇治市大久保のウトロの歴史とその闘いを紹介しつつ、ヘイト・クライムに抗する取り組みの必要性を呼びかけた。
 集会ではまた、約二〇年にわたる獄中闘争を経て今年五月末に出獄した重信房子さんが特別あいさつとして発言した。
 インターナショナルの斉唱で集会が締めくくられた後、参加者は京都市役所前までのデモ行進に出発した。

 


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