共産主義者同盟(統一委員会)






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  ■11・12 京都
  
米軍Xバンドレーダー基地撤去
  集会・市内デモで反戦訴える
 


 一一月一二日、「岸田政権の軍拡・改憲に反対し いまこそ東アジアの平和を! 米軍Xバンドレーダー基地撤去! 11・12京都集会」が京都市内で開かれ、約七〇人が参加した。
 まず、主催の「米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会」から、①現在行われている日米共同統合軍事演習「キーンソード23」を弾劾し中止を求める、②岸田政権が進めている戦争政策・日米安保体制の強化に反対する、③排外主義煽動を許さず、鮮明に反対する、④あらためて米軍Xバンドレーダー基地の撤去にむけた闘いを前進させる、の四点が集会の目的として提起された。
 続いて、京丹後の現地で、米軍基地に反対する取り組みを続けている永井友昭さん(京丹後市議・「京丹後宇川の風」代表)から、現地の状況が報告された。永井さんは、商用電源が停電の時には基地の発電機が稼動して眠れないほどの騒音を出し続けている、米軍関係者による人身事故が最近発生したが、「軽微な事故」として処理されようとしているので、この件についても追及を続ける、など米軍基地の引き起こす問題が、本格運用から八年経ってもなんら解決していない事実を指摘し、批判した。
 土地利用規制法が九月に全面施行されて、地元の反基地運動団体はもとより、多くの住民たちも、今後どのような形で生活に制限がかけられるのか、不安に思っている。
 また、基地近くの市が管理する駐車場を自衛隊が何の通告もないまま占拠して訓練をしたり(今年六月)、市内の港を使って自衛隊水陸機動団などが大規模な訓練を行ったりしている(八・九月)。そして日米共同演習「キーンソード」の一環である訓練が今まさに京丹後で行われている(一一月七~一三日)。最後に、一二月一一日に予定されている京丹後現地で行われる「米軍基地いらんちゃフェスタ」への結集を呼びかけて報告を結んだ。
 韓国のTHAAD撤去闘争の紹介とメッセージの読み上げ、「南西諸島」での自衛隊増強に関する報告、三つの団体からの連帯発言を受けて集会は終了した。その後、京都市役所前までデモ行進をしてこの日の取り組みを終えた。

 


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