共産主義者同盟(統一委員会)






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  ■11・27 三里塚
  
授権決定弾劾! 強制執行実力阻止
  市東さんの農地を守ろう
  天神峰で集会・デモ




 一一月二七日、天神峰の市東さん宅中庭において、「強制執行実力阻止! 市東さんの農地を守ろう 11・27天神峰現地闘争」が三里塚芝山連合空港反対同盟の主催で取り組まれた。全国から労働者人民二八〇名が結集した。
 千葉地裁民事第四部、中村裁判官は一一月二二日付で、市東孝雄さんと反対同盟に対して、強制執行の「授権決定」を通告してきた。反対同盟と支援連は、ただちに強制執行実力阻止態勢を強化した。二四時間の泊まり込み、座り込みで農地を守り抜く闘いに突入している。
 一三時、婦人行動隊の木内敦子さんの司会で集会が開始された。
 はじめに伊藤信晴さんが、「市東さんの農地を断固守り抜く集会として勝ち取ろう」と訴えた。
 つづいて萩原富夫さんがあいさつに立った。萩原さんは「岸田政権は戦争の準備をバンバンやっています。成田空港を一大軍事拠点にしようとしている。軍事空港建設のために三里塚闘争を潰そうとしている」と強制執行が日帝―岸田政権の戦争攻撃であると徹底弾劾した。
 市東孝雄さんが発言に立った。市東さんは、「一一月二三日から、二四時間の座り込みと泊まり込みを始めています。みなさんの力と団結で、この闘いをどんどん広げていこう。一人で何でもできる訳ではない。みなさんが集まってそれぞれができることをやり、強制執行を阻止していこう」と、天神峰に全国から労働者人民の結集をかちって共に闘うことを力強く訴えた。
 連帯あいさつでは動労千葉、関西実が発言した。
 反対同盟顧問弁護団の葉山弁護士、一ノ瀬弁護士、長谷川弁護士が発言し、それぞれ、千葉地裁による不当な強制執行「授権決定」を徹底弾劾した。
 婦人行動隊の宮本麻子さんによるカンパアピール、住民団体の発言につづいて、共闘団体の発言で統一委員会の同志が決意表明に立った。一〇月一八日から空港会社は、強制執行手続きに着手し、翌日にはB滑走路の北延伸の工事に着手するという、空港拡張工事と市東さんの農地強奪と一体の攻撃であることを徹底弾劾した。市東さんの決意と、三里塚勢力が築いてきた強制執行実力阻止態勢の地平をもって、共に最後まで闘い抜く決意を明らかにした。さらに、同日2022岩国行動を闘っており、三里塚闘争と反戦反基地闘争を一体の闘いとして貫いていくことを明らかにした。
 全国から寄せられた檄布が市東さん、反対同盟に手渡された。
 まとめと行動提起に、決戦本部の太郎良さんが立った。「総力をあげて市東さんの農地を守るために、この地に結集し、機動隊、裁判所の執行官、成田空港会社と実力で対峙しよう」と訴え、泊まり込み、座り込みへの結集を呼びかけた。翌二八日の耕作権裁判への結集と、市東さんの農地を守り抜く泊まり込み、座り込みを同時に貫徹しようと訴え、団結ガンバロー三唱で集会を締めくくった。
 いよいよデモ行進だ。東峰の開拓組合道路から出発し、反対同盟を先頭に空港に向かうデモ行進に打って出た。成田空港に対し、怒りのシュプレヒコールを叩きつけ、市東さん宅までのデモ行進を貫徹した。

 


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