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■12・18 首都圏で〝リレーアクション〟 オール沖縄会議の署名で辺野古新基地断念を 最終日に新宿デモ 「~土砂投入から四年~辺野古新基地やっぱりできない! つくらせない! リレーアクション」が、辺野古の海への土砂投入から昨年一二月一四日で四年を迎えるにあたって、辺野古ゲート前の県民大行動の日である一二月三日から一八日の期間に展開された(実際は期間外の二五日までアクションがおこなわれた)。企画・呼びかけは「辺野古の海を土砂で埋めるな! 首都圏連絡会」(通称:埋めるな!連)だ。 昨年九月一一日の沖縄「県」知事選で玉城デニー知事が再選された。しかも今回は政府の自公が推す相手候補から辺野古新基地容認を表明して争点となったことから、辺野古新基地反対で決着したのだ。しかし、政府はこの事実がなかったかのように触れず、工事を強行し続けている。 この事態に対し、知事再選の沖縄の民意を伝え、政府に辺野古新基地断念を迫る声を拡げるキャンペーンに打って出た。「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」(以下、オール沖縄会議)が昨年一一月から呼びかけてる「辺野古新基地建設の断念を求める国会請願署名・オンライン署名」を拡げ集めるスタートとするものだ。アクションは東京、埼玉、神奈川、千葉の計三六カ所でおこなわれ、三〇団体の参加が実現された。 ●新宿デモで関心が集まる★ 期間の最終日となった一八日には「埋めるな!連」の共同行動として、新宿アルタ前でのアピールと新宿駅一周のデモがおこなわれた。 アピールでは、アクションの写真を場所に合わせて貼って次のアクションへとリレーしてきた大パネルが披露された。 主催者を代表して沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの青木初子さんが「国は沖縄の民意を弾圧している。私たちは沖縄県民と連帯し、勝つまであきらめない」と力強い声が響き渡った。 また、東京に来られていた沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんと「基地いらないチーム石垣」の上原正光さんがかけつけ発言された。 リレーアクションの参加団体からは、沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志、沖縄と東京北部を結ぶ実行委員会、中部地区労働者交流会、島ぐるみ会議と埼玉を結ぶ会が発言された。 最後にデモ行進で「辺野古新基地やっぱりできない! つくらせない!」などと訴えた。 アピール中、通行人にリーフレットが配られ、オール沖縄会議の署名が集められ、デモ中もリーフレットが配られた。熱心に聞く人、署名をする人、カンパする人など、関心が寄せられ、支持を集めた。 一月二八日で、建白書を安倍首相(当時)に渡した東京行動から一〇年を迎える。オール沖縄会議は知事再選での得票数である三四万票を目標に、署名を沖縄から全国へ世界へと拡大して集め、国会、日米両政府へ突きつけていく。 辺野古新基地建設阻止は、琉球弧の戦場化を許さない闘いと一体のものとして、沖縄―「本土」を貫いた総力戦で闘いぬこう。 |
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