共産主義者同盟(統一委員会)






■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームへ

   
  ■1・29
  
反戦実が国際連帯集会
 
韓国からオンライン講演集会
  総行動がサミット反対の訴え


 



 一月二九日午後、東京・渋谷区勤労福祉会館において「東アジアを戦場にさせないぞ! 韓・琉・日の民衆大連帯を! 1・29反戦集会」が「資本主義を超える新しい時代を拓く反戦実行委員会」(以下、反戦実)の主催で開催された。
 「岸田政権は、対中国を喧伝し、大軍拡と日本の戦争体制構築に突き進んでいる。戦争反対の声をあげ、岸田政権を許さない大運動を作り出そう」という司会のあいさつで集会が開始された。
 はじめに、「東アジアの危機とわれわれの役割(米国一極体制の没落と多極化情勢)」と題して、韓国民主労総副委員長の金恩亨(キム・ウニョン)さんのオンライン講演が行われた。金さんは、まず尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権について「徴用工問題で、被害者の立場とは正反対の日本政府の側に立った立場をとっている」と批判した。
 さらに、米国は、経済的・政治的に没落していく中で巻き返しを図ろうとして、NATOの東進化を積極的に進め、対中国の経済的・軍事的政策を強めていることを明らかにした。
 そのことを背景にして、日米韓、日韓、日米首脳会談が行われた。昨年は日米、韓米の軍事演習が頻繁に強行され、東アジア、朝鮮半島の軍事的緊張が強まっていると強く批判した。そして「ともに、手を携えて闘おう」と訴えた。
 講演後の質疑応答では、会場の参加者から多くの質問が寄せられて、有意義な講演となった。
 つづいて、「戦争・治安・改憲NO! 総行動実行委員会」から2・26ウクライナ反戦集会と五月G7広島サミット闘争への参加が呼びかけられた。
 そして、主催の反戦実が基調を提起し、参加者全員の拍手で確認された。
 つぎに、沖縄から寄せられたメッセージが紹介された。「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」共同代表の山城博治さんのメッセージを司会が代読した。
 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの大仲さんは、自衛隊基地が建設された与那国島の状況を報告し、二月一八日の「与那国島を戦場にするな! 緊急集会」への結集を呼びかけた。
 韓国サンケン労組を支援する会からは、「尾澤裁判の勝利をめざす2・10報告集会」への結集が呼びかけられた。
 集会の最後に反戦実が、「岸田政権は、戦争に向かおうとしている。戦争のリアルにどう立ち向かうのかが問われている」とし「ウクライナ反戦、G7広島サミット反対闘争を共に取り組もう」と、行動提起を行い、集会は締めくくられた。



 


Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.