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  ■2・19 京都
  
「安保三文書」と大軍拡・大増税撤回を求め
 
円山野音の緊急集会に700名余
 



 京都では、「戦争法」が二〇一五年に強行成立させられて以降、ほぼ毎月一九日に、戦争法廃止などを求めて、京都市役所前で集会、市街デモが行われている。昨年一二月に岸田政権が「安保関連三文書」を閣議決定し、戦争国家化に向けて突き進む姿勢をあらわにしたことを受けて、二月の一九行動は、会場を円山野外音楽堂に移し、「『安保文書』と大軍拡・大増税撤回を求める2・19緊急集会』として開催された。「九条改憲NO! 全国市民アクション・京都」が主催し、七〇〇名を超える労働者・市民が結集した。
 午後四時から始まった集会では、細川孝・龍谷大学教授、鈴木治一・京都弁護士会会長、阪本仁・東本願寺解放運動推進本部委員、小原義弘・京都府商工団体連合会事務局長の四人が発言に立った。
 四人は次のように語った。「戦争国家づくりは戦争に協力する大学づくりでもある。国は日本学術会議の変質を狙っているが、こうした状況を市民、学生とともに変えていきたい」(細川さん)。「教団は、かつて宗教の名の下に侵略戦争に協力し、アジアの人々に多くの苦難を強いたことを反省し、不戦決議を挙げるなどしてきた。ものが言えるときにはっきりと言わなければいけない。戦争が始まったら何も言えなくなってしまう。今まさにその直前かもしれないが、今日の参加者の声が国の方向を転換させるよう、声を上げ続けよう」(坂本さん)。それぞれの立場で「安保三文書」の閣議決定が戦争法の具体化につながっているという危機感を表明し、行動し続けることを訴えた。
 続いて六つの政党からのメッセージが紹介され、最後に「大軍拡・大増税撤回を求める緊急署名」活動などが提起された。集会後は、京都市役所まで繁華街をデモ行進し、大軍拡と大増税反対をアピールした。

 


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