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■6・10 米軍Xバンドレーダー基地撤去 京丹後で集会・デモ 自衛隊経ヶ岬分屯基地抗議も 六月一〇日、京丹後の米軍Xバンドレーダー基地の撤去を掲げた現地集会が開催された。主催は米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会で、約一〇〇人が基地ゲート前に結集した。 午後一時、基地の真向かいにある駐車場での集会から、この日の行動は始まった。主催者あいさつに立った近畿連絡会代表世話人の大湾宗則さんは、米軍Xバンドレーダーが東アジアの平和を脅かすものであることを強調しつつ、日米の戦争体制づくり、岸田政権の戦争政策を阻止しようとアピールした。 京丹後市議で「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」の永井友昭さんは、昨年一一月の米軍属による人身事故が「軽微な物損事故」として処理されようとした問題に触れ、「日米関係の本質が現れた」と弾劾した。また、土地利用規制法の下で基地周辺が「特別注視区域」に指定されようとしていることに触れ、その動向を監視していく必要性を述べた。その後、関西各府県からの参加者の発言が続いた。 参加者はその後、基地周辺の集落の中を通るデモ行進を行い、地元の住民に向けて基地の撤去を訴えた。さらにこの日の行動の締めくくりとして、自衛隊経ヶ岬分屯基地と米軍Xバンドレーダー基地のそれぞれのゲート前で抗議行動が行われた。 |
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