共産主義者同盟(統一委員会)






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  ■7・1 京都

 
基地のない平和な沖縄・日本・東アジアを
 
円山公園で集会・デモ




 「基地のない平和な沖縄・日本・東アジアを! 7・1京都集会」が、円山野外音楽堂で開催された。この集会は沖縄の人々の闘いに連帯する京都の広範な団体・個人によって毎年取り組まれてきたもので、今年で一四回目になる。
 集会の中心は、沖縄国際大学の教員でジャーナリストとしても活躍する前泊博盛さんの講演であった。
 前泊さんは、政府が煽り立てる「台湾有事」に対して、本当に戦争が起こればその被害は沖縄のみならず日本全体に及ぶものであり、危機をふりまくことで誰が得をしているのかを見定めることが必要だと指摘した。そして、「傍観者的好戦論」ではなく「当事者的非戦論」の立場に立って行動していくことを呼びかけた。また、琉球弧の島々での自衛隊の配備増強やシェルター建設計画に触れながら、「軍は民を守らない。これが沖縄戦の教訓だ。沖縄を再び戦場にしてはならない」と訴えた。
 集会ではまた、京丹後から駆けつけた永井友昭さんが米軍Xバンドレーダー基地をめぐる問題を報告した。永井さんは土地利用規制法の施行が基地周辺にもたらす影響、米軍関係者による交通事故をめぐる問題など、米軍Xバンドレーダー基地をめぐる最近の状況を報告し、基地撤去に向けた粘り強い取り組みを訴えた。
 集会後にはデモ行進が行われた。集会が始まる時には降っていた雨も止み、参加者は「沖縄を戦場にするな!」「辺野古新基地建設反対!」「南西諸島でのミサイル配備反対!」などのシュプレヒコールを沿道に響かせた。

 


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