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  ■9・4 東京
 
辺野古新基地
 埋め立ての突破口とする反革命判決

 
最高裁前で抗議



 「不当判決を許さない!」「最後まで諦めないぞ!」。九月四日、辺野古新基地建設の設計変更不承認に政府が是正指示をしたことを違法だとして沖縄県の訴えを上告棄却した最高裁の前で、怒りの声をあげた。
 雨が降る中、傍聴した人や入りきれず外に待機していた人ほとんどが最高裁西門前に移動し、午後三時過ぎから抗議行動をおこなった。主催は「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会だ。
 主催者から当判決の不当性・違憲性をあらためて明らかにされた。また、最高裁判決で承認を迫られる知事に激励のメッセージを送ることを呼びかけられた。
 連帯発言では、フォーラム平和・人権・環境、安保破棄中央実行委員会、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックなどがおこなった。
 また、午後六時三〇分からも同じ場所で抗議した。同時刻に防衛省前でも「辺野古への基地建設許さない実行委員会」が、防衛省による最高裁判決を利用した、埋め立て土砂「仮置き」の業者契約などの工事強行に対して抗議した。
 「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の福元勇司・事務局長から「この国の不条理に抗うすべての主権者で知事を支えよう!」と題したメッセージが寄せられ、両場所で配られ読み上げられた。

 


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