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 ■12・10 東京
 

 とんでもないぞ! 辺野古「代執行」

 池袋でキャンペーン集会・デモ




 一二月一〇日午後、東池袋中央公園で「とんでもないぞ! 辺野古『代執行』キャンペーン集会・デモ」が一五〇名の結集で取り組まれた。呼びかけは「辺野古の海を土砂で埋めるな! 首都圏連絡会」(埋めるな連)。
 この取り組みは、大浦湾埋め立ての設計変更を不承認とした、玉城デニー沖縄知事の決定を支持し、国による「代執行」での埋め立て強行に反対する首都圏でのキャンペーン活動の集約的集会として開催された。
 はじめに「埋めるな連」の代表が主催者挨拶に立ち、辺野古新基地建設という国策に盾突く地方自治体の権限を奪い取って、「代執行」という強制手段で埋め立てを強行する国の強権的姿勢を強く批判した。また、辺野古新基地建設は、現在、日米政府が推し進めている対中国軍事包囲網づくりのための琉球弧の軍事要塞化=戦場化そのものであり、このような危険な動きに強く反対することを訴えた。さらに、一一月二九日に米空軍のオスプレイが墜落したにもかかわらず、沖縄においては事故後一週間も飛ばし続けていたことを弾劾した。
 次に沖縄からの電話メッセージとして、「オール沖縄会議」共同代表の高里鈴代さんからの発言が行われた。高里さんの発言は、琉球弧の島々で次々と強行されている自衛隊ミサイル基地配備をはじめとする日米軍事一体化を批判するものであった。また、オスプレイ墜落事故について強く弾劾した。高里さんは最後に、七八年前の沖縄戦を繰り返してはならない共に闘おうと呼びかけ、発言を締めくくった。
 その後には、「戦争協力にNO! 葛飾ネットワーク」、「池袋アクション」などが、この間のキャンペーン活動の報告を行った。日本音楽協議会は闘いの歌を披露した。
 司会者が行動提起を行って集会は終了し、デモに出発した。参加者は「辺野古新基地建設反対!」「海を壊すな! サンゴを殺すな!」「とんでもないぞ! 代執行」とコールを上げ、多くの人びとが行き交う池袋の繁華街をデモ行進した。
 デモ終了後には、「止めよう! 辺野古埋め立て 国会包囲実行委員会」が、一二月二〇日の「代執行」訴訟判決に対する首相官邸前行動への参加を呼びかける発言を行った。
 最後に全体で再びコールを上げ、この日の行動は終了した。

 


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