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■2・27 大阪 オプティカルハイテック支会と共に 梅田の日東電工本社に抗議行動 強い北風の中、梅田のグランフロント大阪前で、韓国の労働歌が鳴り響く。大阪ユニオンネットワークの呼びかけで約二〇人の労働者が、韓国から遠征闘争に来たオプティカルハイテックの労働者二名と共に日東電工本社に抗議のアピールを行った。 韓国オプティカルハイテック社は日東電工の100%子会社で二〇〇三年に設立された。二〇二二年一〇月に工場で火災が発生し、工場は廃業、労働者全員解雇が通告された。 オプティカルハイテック社は、亀尾(クミ)市の工業団地で、五〇年間工場の敷地の無償貸与や様々な税制上の減免などの優遇を受けて、創業以来莫大な利潤を上げてきた。利益の大半は株式の配当として日東電工に吸い上げられ、その額は六〇〇〇億円と言われている。 火災の損害については火災保険が支払われ、工場再開は十分可能な額が補償されている。オプティカルハイテック社でこれまで生産していた偏光フィルムは現在、韓国の平澤(ピョンテク)市にある日東電工子会社で生産されている。日東電工は何ら損をしていない。オプティカルハイテック社の労働者だけが雇用を失い、生活を破壊されているのだ。無責任な廃業、逃げ得で、労働者を使い捨てにする日東電工を許すことはできない。 オプティカルハイテック労組の仲間は、解雇撤回と平澤工場での雇用継承を求めて、工場内での座り込みを闘い続けている。一月八日からは二名の労働者が火事になった工場屋上で高空籠城闘争に入っている。 これに対して会社は交渉を拒否し、警察を大動員して労働組合の事務所を撤去しようと攻撃をかけ、これが阻止されると電気や水道を止め、損害賠償や仮差押えなどの法的手段も使っての弾圧にでている。 日東電工による労働者使い捨て、労働組合破壊弾圧を許さず、オプティカルハイテック労働者と連帯して闘いぬこう! |
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