|
■4・21 関西政治集会 すべての人が解放されるために今こそ共産主義革命を! 四月二一日、京都市内で「すべての人が解放されるために、今こそ共産主義革命を! 二○二四年共産同関西政治集会」が開かれた。 司会の開会宣言に続いて、来場した五人の方々からの連帯発言を受けた。最初に登壇した新開純也さんは、一九五八年ブント結成以来、その主軸はプロレタリア国際主義とプロ独であると提起し、資本主義の危機によりナショナリズムが前面に押し出されているが、今こそ国と国ではなく世界の人民の間のプロレタリア国際主義で、世の中を変えるためともに闘おうと呼びかけた。木原壯林さんは、原発全廃は資本主義打倒の闘いであると同時に人間性の解放のための闘いであり、原発のない社会をどのように作って行くのかの深い議論に主導性を発揮することを私たちに強く求めた。続いて連帯労組関西生コン支部の武洋一さんは、関生労働運動への六年にわたる弾圧とそれへの現在の攻勢的な反撃について提起された。釜ヶ崎パトロールの会の仲間は、現在の改憲攻撃は天皇元首化と自衛隊の国防軍化で天皇のための殉死を強制するものであり、二度と騙されてはならないと訴えた。連帯発言の最後に、アジア共同行動日本連共同代表の瀧川順朗さんは、四月日米首脳会談―七○項目の日米合意の背景には、米国が単独で世界支配を維持できなくなり、安倍―岸田政権を跳躍台とした軍事国家化が進んでいること、日米合同作戦司令部について警戒することを呼びかけ、アジア民衆との団結でこれらを阻止していくことを訴えた。 集会の中盤では、多くの連帯メッセージの中から沖縄労共闘と台湾労働党のメッセージが紹介された。全国統一の基調報告が行われると、質疑の時間が持たれて質疑と意見提起が行われた。 政治集会の後半では、基調報告を補強する関西地方委の闘いの提起がなされた。①「トランスジェンダー差別と闘うために」が「トランス女性は女性だ」というスローガンの意味をテーマに行われ、②「国際主義に立脚した闘いを」としてAWC運動を前進させるための提起が、そして③「外国人労働者との連帯に向けて」という題目で、合計三つの小報告として行われた。それぞれに日常的な実践の先頭に立っている諸同志からの、実践に裏打ちされた報告が行われた。 最後に青年運動、労働運動、政治闘争の決意表明がそれぞれ行われ、とりわけ青年運動担当の同志から、青年運動の活動報告とともに、党建設の重要性と共産主義者同盟統一委員会への結集を強く呼びかけて、集会は締めくくられた。 |
Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.