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 ■5・1
 

 第34回京都地域メーデー

 腐敗した岸田政権を破壊して

 労働者が安心して生活できる社会を




 五月一日、京都市の円山野外音楽堂で「第三四回京都地域メーデー」が開催された。中小企業の労組や地域合同労組などを中心に、反戦・反基地、反原発、沖縄連帯などを闘う二四団体が参加する実行委員会が主催し、約一三〇人の労働者・市民が結集した。
 当日はあいにくの雨天となり、全員が音楽堂の舞台に上っての集会となった。
 司会から「今年の春闘では、大企業を中心に満額回答の報道があるなど、大幅な賃上げが行われているが、中小企業ではそれどころではない。今こそ労働組合が力を発揮するときだ」という開会あいさつで集会は始まった。
 冒頭に「憲法9条京都の会」からの連帯あいさつを受け、国内外の三団体からのメッセージが代読された。
 続いて「若狭の原発を考える会」の木原壯林さんからの特別アピール。「私たちの命と尊厳は、私たち自身の手で守らなければならない。そのために目に見え耳に聞こえる脱原発の大きなうねりを作ろう。この間の政権が進める原発依存社会への暴走は、資本主義経済の視点から見ても失敗している。今こそ岸田政権にNOを突きつけ、軍隊も原発もない、人の命と尊厳が大切にされる社会を展望しよう」と訴えた。
 続いて実行委員会に参加する一九団体がリレーアピール。各団体がそれぞれの立場から、闘いの報告や決意の表明を行った。
 最後に「裏金事件に象徴されるように権力者は何をしても許される世の中になっています。腐りきった岸田政権を大衆運動で破壊して、労働者が安心して生活出来る国に変えましょう」というメーデー宣言を採択した後、インターナショナルを斉唱して集会を終えた。
 その後、大勢の観光客でにぎわう京都の街を京都市役所までデモ行進し、「賃金上げろ」「差別するな」「九条改憲阻止」などのシュプレヒコールを響かせた。

 


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