共産主義者同盟(統一委員会)







■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームへ

   
 ■5・3 京都
 

 改憲・大軍拡NO!

 自民党政治を終わらせよう




 円山野外音楽堂で開催された「5・3憲法集会in京都」には約二〇〇〇人が集まった。主催は「憲法9条京都の会」と「9条改憲NO! 市民アクション」で、「武力で平和はつくれない! 改憲・大軍拡NO! ウラ金・くらし破壊の自民党政治を終わらせ、憲法を生かす政治をつくろう!」というスローガンが掲げられた。
 メインの講演は神戸女学院大学名誉教授の石川康宏さんで、「明日、となりの人に話したくなる平和の話」と題するものだった。石川さんは、「日本と世界の平和のために働く政府をつくるのが主権者としての私たちの責任だ」と述べたうえで、現在の岸田政権の軍拡が「米国との共同戦争のためであり、守りを固めるのではなく先制攻撃のためのものだ」と指摘した。石川さんはまた、それが日米の軍需産業を支援するものであり、日本が「死の商人」国家になろうとしていると警鐘を鳴らした。そして、ASEANの事例に触れながら、軍事力に頼らず、対話と交流によって平和をつくることが求められており、それができる政府をつくろうと呼びかけた。
 その後の市民アピールのなかでは、宇治・久御山市民アクションの方が京都府南部の陸上自衛隊祝園駐屯地でのミサイル弾薬庫建設の問題について発言した。祝園では今秋にも弾薬庫の増設工事が始まろうとしており、これを許さず、沖縄や敷戸での闘いと結びつき、戦争体制づくりを止めようと訴えた。
 集会アピールの後、参加者は「9条改憲、絶対許すな!」「岸田内閣いますぐ退陣!」「戦争あおって金儲けするな!」などのシュプレヒコールとともに、京都市内の繁華街をデモ行進した。

 


Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.