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 ■5・18 東京
 

 沖縄「復帰」52年 東京で一坪がデモ行進

 陸自訓練場建設阻止闘争を教訓に




 沖縄反革命的統合五二年を迎えた五月一八日、東京・新宿駅周辺で、「『復帰』52年の沖縄 我々は軍事植民地を拒否する 5・18デモ」がかちとられた。主催は沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックで、二一〇名が結集。
 デモ前にはアピール行動がおこなわれた。
 主催者あいさつで平良愛香さんは「沖縄が日本に『復帰』した日、手放して喜んだわけではない。むしろ本当に日本に繋がるべきなのかっていう問いがとてもたくさんあります」「今沖縄の辺野古で基地建設を止めているのは、これ以上、基地被害を増やしたくないからだけではありません。これ以上加害者になるわけにはいかない、これ以上、戦争を生み出す島になってはいけないという思いが強いからです」と思いを伝えた。
 琉球舞踊「鳩間節」に通行する多くの人が関心を寄せる中、沖縄からかけつけた「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」共同代表の照屋寛之さんが発言。「うるま市では自衛隊の訓練場の問題で市民が大いに闘い、断念まで追い込んだことは大きな勝利であると思います」「近くには県の青少年の家があるんですね。子供たちは野外観察をしたり、いろいろとやってる。二三年度は五万人以上が利用したんですよね。こんなところに訓練場をつくるということは、防衛省は市民生活をまったく無視していると、あるいは市民生活のことを考える力がないと。こんな力のない防衛省にわれわれはまかせるわけいかないですから、このような訓練場は断念に追い込めた」と怒りと勝利の確信にあふれた力強い発言。参加者からも応えるように拍手がまき起こった。
 連帯発言を全水道・東京水道労働組合、沖縄の闘いと連帯する東京東部集会実行委員会、「止めよう! 辺野古埋立て」国会包囲実行委員会がおこなった。
 デモは新宿駅周辺を一周し、「沖縄を再び戦場にするな」「沖縄の民意を無視するな」などとコールして訴えた。
 デモ後も照屋寛之さんの講演会がおこなわれ、会場に入りきれずに帰る人が出るほど参加者が集まった。
 辺野古新基地建設阻止闘争とともに沖縄・琉球弧の戦場化を阻止する闘いを共有し前進させていく場となった。

 


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