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  ■5・18 沖縄
 沖縄・韓国国際シンポジウム

 五年ぶりの意見交換





 五月一八日、県民大会に続いて「東アジア米軍基地問題解決のための沖縄・韓国国際シンポジウム」(主催は同シンポジウム実行委員会)に参加した。
 会場は、ぎのわんセミナーハウスで、六〇名ほどの参加者が集まり、部屋に入りきれず溢れる盛況であった。
 冒頭、沖韓民衆連帯のあいさつを行った方は、コロナによってそれまで続けていた韓国との相互訪問交流の中断を余儀なくされ、このシンポジウムも五年ぶりの開催で、復活出来て喜んでいる、と発言されていた。
 シンポジウムは、まず「海を越えて手をつなごう」というテーマで、石垣島における自衛隊基地建設の状況や闘いの現状を上原正光さん(基地いらないチーム石垣)が報告された。続いて韓国から平澤(ピョンテク)平和センターの方が、この間米軍が進めてきた在韓米軍基地の再編と機能強化の動きを紹介するとともに、地元住民と結びつきながら基地の拡張や機能強化との闘い、基地被害の回復や米兵犯罪の対応など日常的な活動の報告を行なった。
 続いてテーマ2として「朝鮮戦争と在沖(日)米軍基地」というタイトルで弁護士の白充さんが報告を行なった。「沖縄タイムス」社説を引用した上で、北朝鮮が、昨年三七回にも及ぶミサイル発射を繰り返したことについて、「これほど続けざまにミサイル発射を繰り返すのはなぜか? 今一つ理由がはっきりしない」と述べていることへの批判から話を始めた。アメリカや韓国、日本が経済制裁を行い、強烈な軍事重圧を朝鮮民主主義人民共和国にかけていることへの認識不足を丁寧に指摘した。
 朝鮮戦争についても、種々の研究者の見解を引用しつつ、共和国による一方的な侵略戦争という評価を批判した。
 報告の後は、様々な質疑応答や意見交換が行われた。

 


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