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■7・6 滋賀 日米合同軍事演習反対! あいば野現地集会に200名 七月一八日から二六日にかけて、滋賀県の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場で日米合同軍事演習オリエントシールド24が開催される。これに先立つ七月六日、演習に反対する集会が演習場がある高島市の住吉公園で開催された。平和フォーラム関西ブロックと「あいば野に平和を近畿ネットワーク」が共同で呼びかけた、この集会には約二〇〇人が集まった。 主催者あいさつに立った平和フォーラム関西ブロック議長の藤本初雄さんが「日米合同軍事演習が拡大しているなか、日米安保をなくすことが平和につながる」とアピールした。「あいば野に平和を近畿ネットワーク」代表の稲村守さんは、集団的自衛権行使に向けた実弾演習だとして饗庭野でのオリエントシールド演習を批判した。また、饗庭野では演習場外への流弾事故が六年に四回という頻度で起こっていることを報告し、「頻発する事故に学ぶことなく、演習を続ける政府・自民党には人々を守ることはできない」と訴えた。 平和フォーラム事務局長の谷雅志さんは、沖縄での米兵による少女暴行事件を政府が隠蔽していたことについて、安保三文書の下での政府の姿勢を端的に示すものであり、そのような政府によっては沖縄の人々の安全・安心を守ることができない、と批判した。集会ではまた、京都の陸自祝園(ほうその)駐屯地でのミサイル弾薬庫建設反対の闘い、京丹後での米軍Xバンドレーダー基地反対運動からのアピールも行われた。 「日米合同軍事演習の即刻中止」、「未来ある若者を海外の戦場に送るな」、「憲法改悪絶対阻止」などを内容とする集会決議を採択した後、参加者は演習場の近くを通るデモ行進に出発し、日米合同軍事演習の中止を訴えた。 |
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