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■9・12 関西生コン京都三事件最終弁論 完全無罪を勝ち取ろう 判決は来年2月26日 九月一二日、京都地方裁判所で関西生コン支部弾圧事件の「京都三事件」の最終弁論が行われた。二〇一八年七月に始まった一連の大弾圧事件の裁判が地裁段階の最後を迎える。 当日は八時三〇分から「労働組合つぶしの大弾圧を許さない! 京滋実行委」呼びかけの京都地裁前アピール行動が取り組まれ、五〇名以上が参加して次々に支援団体のアピールが行われた。 その後、傍聴券の抽選には二〇〇名あまりが並び、裁判は一〇時に開廷。この日一七時まで続いた弁護団の最終弁論で、検察のずさんなストーリーがことごとく論破され、労働組合の正当な活動を犯罪に仕立て上げる異例の弾圧の本質が明らかになった。 京都三事件は、労働組合つぶしの弾圧であるとともに、ありもしない事件をでっち上げた冤罪事件でもある。この間、警察・検察の権力にモノを言わせた政治的な冤罪事件が明らかになっている。戦争する国作りに向けた支配の強化そのものだ。起訴されたら99・9%の有罪率という日本の刑事裁判の異様なありようの中で、関生事件では多くの組合員の無罪が確定している。それ自身がでっち上げの不当な弾圧であることを証明しているともいえる。 京都三事件でも完全無罪を目指して、判決の日まで様々なアピール行動やシンポジウムで多くの労働者市民にこの弾圧を訴える取り組みが予定されている。判決は来年二月二六日。完全無罪を勝ち取るためにさらに奮闘しよう。 |
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