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■11・9 埼玉 自衛隊中央観閲式反対 朝霞基地抗議行動闘う 一一月九日、埼玉県朝霞市において自衛隊の中央観閲式が強行された。われわれはアジア共同行動(AWC)・首都圏の仲間とともに地元住民を主体にした反対行動に参加した。 中央観閲式は陸海空自衛隊の持ち回り主催で毎年開催される。今年は三年ぶりに陸自が主催することになり朝霞基地での開催となった。観閲式の目的は自衛隊員の士気を鼓舞することであり、首相が訓示をする。われわれはアジア人民に連帯し改憲と戦争そして軍事基地に反対する立場から抗議行動に合流した。 朝霞駅前ロータリーに結集した仲間はすぐさま横断幕を広げ、参加者からの発言を受けていった。「戦争・治安・改憲NO! 総行動」の仲間は「石破政権の登場によって改憲に向けた動きはますます激しくなってくると思います。戦争と改憲を許さず国会前行動を闘いぬきます」と発言した。またAWC・首都圏の仲間は「アジア人民と連帯した反戦運動の高揚で反基地闘争を闘います」と発言した。 これら発言を全体で確認し、地元で観閲式反対運動を闘う方のリードでシュプレヒコールが行われた。「中央観閲式反対! 戦争反対! 改憲に反対するぞ!」というシュプレヒコールが朝霞市内に力強く鳴り響く。 そして、朝霞基地の自衛隊に直接抗議文を手渡すために参加者全体が朝霞基地前に移動。基地前で抗議文が読み上げられた。「イラク戦争で、英軍は一九七名の死者を出しました。石破総理の持論は、英兵並みの犠牲を自衛隊に強いることを意味します。自衛隊員の命を軽んじる石破総理が観閲官を務め、日米安保強化を進めることは許せません」「『実力誇示』は他国には脅威となり、軍拡競争を招きます。緊張激化につながるという点でも、観閲式は廃止すべきです」という「11・9参加者一同」名の抗議文を全体で確認し、自衛隊に直接手渡した。最後に基地前でシュプレヒコールをあげ、この日の行動を終えていった。 中央観閲式を許すな! アジア人民と連帯して反戦・反基地を闘おう! |
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