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■11・16ー17 戦争・改憲、軍事基地と対決する人びとが結集 2024岩国行動 11・16 岩国・労働者反戦交流会 希望は闘いにあり 岩国に労働者は今年も集う 一一月一六日午後、全国各地から労働者が職場や地域の闘いを持ち寄り岩国市福祉会館に総勢九〇余名が集まった。 集会は、プロジェクターを使った実行委員会の基調報告から始まった。「労働者の現状、上る物価、上がらない給料の中で暮らす労働者。世界はウクライナでの戦争とイスラエルのパレスチナへの攻撃で戦火が続いている。こうした中で次々と成立した反動立法、総選挙で自公が過半数割れをしたとは言え、改憲に向けた動きは止まっていない。こうした世の中を変えるのは労働者の闘う力だ」という提起を受けて、それぞれの闘いの報告が行われた。 全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部は、会社と業者そして警察が一体となった逮捕攻撃を跳ね返し、「労働者は仲間を信じて、団結して立ち向かい、裁判で無罪も勝ち取った。これからも闘い続ける」と報告した。 連帯労組やまぐちからは、最賃闘争を闘った報告があった。とりわけ、最賃審議会が目安を出してから、隣の広島との差が四二円ある中で、県境での宣伝や県の最賃審議会への意見陳述を行い、わずか一円であるが九七九円にさせたことの報告があった。まだまだ全国一律一五〇〇円には遠いが引き続き頑張ると決意を表明した。 ヘルパー国賠訴訟を闘うふくしま連帯ユニオンが報告したことは、ホームヘルパーの賃金に含まれない移動時間、そして大手が切り捨てる訪問ヘルパーの仕事。しかも国は、介護報酬を下げた。事業所倒産が続く中、全てのヘルパーと利用者のために最高裁での勝利を目指して闘うとのビデオメッセージがあった。 外国人労働者の相談と組織化を闘うユニオン北九州は、技能実習制度が育成就労制度と名前を変えても奴隷労働であることが変わっていない現実を様々な相談、争議事例を紹介しながら報告した。共に働く労働者の仲間として組織化を更に行うと決意を語った。 韓国オプティカルハイテック争議を闘うおおさかユニオンネットワークからは、親会社の日東電工の責任を追及するために韓国の当該労組をおおさかユニオンネットワーク内の組織として受け入れ、日東電工の不当労働行為と闘い抜くと決意を語った。文字通り海を越えた団結と連帯の闘いが繰り広げられている。 全港湾大阪支部からは、民間港の軍事利用が目論まれている今、港湾労働者として港で闘い抜いたことが映像を交えて報告された。「自分たちは犠牲者にも協力者にもならない。全国の港で闘い抜く」という決意があった。 被爆者として闘いを行っている被爆二世の会からは、被爆者として生きていくことは、自分達への国の援護を行わせていくと共に、被爆二世であるということで差別されずに、いつでも堂々と被爆二世であると言える社会を目指し、そして再び被爆者を出さない活動をしていることが語られた。そして、日本被団協ノーベル平和賞は、全ての被爆者と被爆者を支援する全ての人々が受賞したものだと話された。 そして、大阪教育合同の組合員でもある大椿裕子参議院議員から「反戦・平和を目指して共に闘おう」というビデオメッセージがあった。 最後に東京南部全労協の方から「今日の集会でのそれぞれの方の現場からの発言をしっかりと受け止め、反基地交流会と岩国基地へのデモを共に闘いましょう。そして、戦争に向かう動きを労働者の力でストップさせましょう」というまとめの発言があった。 反基地交流会のあと、会場で交流会が行われた。集会で発言できなかった人たちも今闘っている取り組みを生き生きと語り、そこかしこで交流の輪ができていた。「元気が出た集会だった。来年も来たい」、「コロナで来られない時もあったが、この集会を楽しみにしている」などの感想があった。 11・16 全国反基地交流会 韓国、宮古、沖縄、岩国の現状と反基地闘争 一一月一六日、一七時三〇分から全国反基地交流会が開催された。この交流会は、反基地闘争を取り組む住民同士がそれぞれの運動の現状について忌憚なく討論していこうということで、AWC日本連が設定してきたものである。本年は、韓国・ソソン里、宮古島、沖縄島、そして岩国と、それぞれの反基地闘争の現場からの報告をうけ、論議、交流を深めようと企画された。 ① 在韓米軍を闘う韓国・ソソン里の報告 韓国・ソソン里の方が「在韓米軍のサード撤去闘争に関する報告」をリモートで行った。 尹錫悦政権の現状とそれを弾劾する闘いの報告がなされ、米国との同盟関係の強化について批判した。その上で、在韓米軍がサード・ミサイル配備を強行し、それに合わせて韓国軍がミサイル防衛システムSM-3導入を決定したことを報告した。さらに、在韓米軍はサード基地にパトリオット・ミサイルも持ち込み運用している。この状況を「韓米一体型の拡張抑止」政策だと批判した。 これに対して、ソソン里では、毎週の集会、スタンディング、監視行動などの現場闘争を取り組んできたことを報告した。しかしながら、運動内部に対立もあり、厳しい闘争になっている現状を説明した。 韓米日、全世界の反戦、反基地、平和勢力の連帯とコミュニケーションの実践を広げていくことが重要だとし、ともに闘っていく決意を明らかにした。 ② 急激に進む宮古島の「戦争準備」 宮古島からは「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の清水早子さんが、「宮古島からいつでも始められる戦争準備」というテーマで、リモートでの報告を行った。 米軍の軍事戦略に従って琉球弧の島々に自衛隊基地が配備されている現状を、最初に画像で示した。これから新設される基地では、三〇〇台におよぶミサイル車輌が配置され、実弾射撃場やレンジャー訓練場が作られ、さらに電子戦部隊が配備されることを報告した。 具体化する戦争準備として、住民の遺体収集訓練も行なわれていることを批判。「戦場」は沖縄島より南を想定しており、「国民保護」として住民を沖縄島に輸送するとしている。しかし、一二万人近くの住民と観光客を一挙に輸送する手段はない。 また、二〇二三年四月の陸自ヘリ事故の慰霊碑「黒鷲の勇士」を、祭祀などを行う御嶽(うたき)の中に建立したことを厳しく批判した。 最後に「闘って平和はかちとらなくてはならない、連帯してがんばりましょう」と呼びかけた。 ③ 辺野古新基地阻止闘争の最新報告 沖縄から参加した辺野古カヌー隊の金治明(キム・チミョン)さんが、画像も用いながら「辺野古・安和報告及び衆議院選挙結果について」の報告を行った。 八月二〇日に強行された新たな杭打ち以降の状況、そして、大浦湾での抗議行動、キャンプ・シュワブゲート前での抗議行動、塩川での抗議行動、瀬嵩の浜での県民大行動の様子など、辺野古新基地阻止闘争の現状をまず報告した。 金治明さん自身の辺野古での活動の経緯を話し、カヌー隊の乗り手になって二〇〇四年からのボーリング調査に対して闘ってきたことなどを説明。オスプレイに対する闘いにおいて岩国との連帯の意義を語った。さらに、「日本人と朝鮮人の血が流れている」立場から、岩国が朝鮮戦争の爆撃機の拠点だったことを批判し、岩国行動に参加する意義を語った。 辺野古新基地は着手から二〇年経ってもできていないことを確認し、弱さを武器にして決してあきらめずに闘うと決意表明した。 ④ 岩国基地の現状と岩国市民の闘い 愛宕山を守る会・代表世話人の岡村寛さんは、「岩国基地に対する岩国市民のこの間の闘いについて」報告した。 「愛宕山を守る会」の形成とその活動を報告し、米軍住宅建設において日本政府と米軍側が計画変更せざるを得なくなったように、住民運動の力で一定の変化を起こしてきたことを説明した。 岩国基地の現状に関して、専用岸壁ができたことで、米軍の大型艦船が入港できるようになったことを報告。二〇二一年には海自の護衛艦「いずも」が入港した。米軍と自衛隊が岩国から出撃し、自衛隊艦船が米軍海兵隊を運ぶことになるかもしれない。本年一〇月一四日には、「遠征機動基地」と呼ばれる米軍の巨大艦船が入港した。今後は空母の入港もあるだろう。岩国は、港湾と滑走路が一体となった基地に変貌してきた。これは「滑走路の沖合移設」によってなされたことだと糾弾した。 二〇一〇年九月には、米軍属の運転する自動車の事故で恩田さんが亡くなった。この軍属は「交通教育六カ月」というだけの判決だ。岡村さんは、石破さんは地位協定の改定と言ったがトランプに対してどれだけできるのか、と強く問うた。これからもずっと声を上げ続けると決意表明して、話を結んだ。 時間は短くしかとれなかったが、韓国ソソン里の運動の問題、また、米軍兵士の性暴力事件について、質疑がなされた。最後に、清水さんが発言し、離島という困難性はあるが、これからもがんばっていこう、と話され、それが結びの言葉となった。 11・17 岩国基地フィールドワーク 米軍―自衛隊の再編と基地の拡張 一一月一七日、岩国行動二〇二四の企画として、岩国基地フィールドワークを行った。 本年、横須賀に配備された米空母がロナルド・レーガンからジョージ・ワシントンに交代した。これに伴い、空母艦載機も機種が一部変更となり、海軍仕様であるF35C、オスプレイCMVが米軍岩国基地に配備されることとなった。両機種の日本での配備は今回が初となる。 こういった事情があり、一七日は空母艦載機の帰還を待ち構える航空ファンなどが、滑走路北側の三角堤防に集まっていた。渋滞で移動できなくなるリスクを避けるため、滑走路北側は車中からの見学にとどめ、基地についての説明は門前町の米軍住宅の前に移動して行われた。 一〇月末から一一月にかけて日米共同訓練キーンソードが行われた。岩国基地では一〇月二九日に海上自衛隊の護衛艦「いなづま」に模擬弾薬を補給する訓練が行われた。呉の自衛隊の港湾が使えなくなったという想定で、呉の弾薬整備庫から模擬弾薬を陸路輸送し、岩国基地の港湾施設を用いて補給するという内容であった。呉と言えば日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地に新たに複合防衛拠点を整備する計画が持ち上がっており、広島湾一帯の軍事機能強化の動きが著しい。港湾と滑走路とを備える岩国基地はその一角をなす。広島湾の地図を用いて、呉の海上自衛隊と岩国基地との位置関係が説明された。また、航空基地の側面については、中国山地に設定されているエリア567とブラウンルートを地図上に示して岩国周辺地域での騒音被害についての説明がなされた。 また、愛宕山エリアへの移動に先立ち、岩国基地の沖合拡張前後の写真を並べ、基地の拡張と、基地拡張のために土砂を採取した愛宕山の変貌について、説明がなされた。 門前川にかかる米軍専用のフリーダム・ブリッジの下を通り、門前川の向かい側にある米軍基地を眺めるコースで、愛宕山エリアに到着。野球場「絆スタジアム」前で説明が行われた。愛宕山エリアに整備された防災公園である「ふくろう公園」では、インクルーシブ企画として障害児が遊具で遊ぶ企画が行われた際に米軍関係者がボランティアとして参加している。そういったことが紹介されて、約一時間のフィールドワークが終了した。今回は、滑走路の見学が駆け足だった。初参加者にとっては残念ではあったが、艦載機帰還直前のタイミングで岩国基地周辺の見学を行うことができた。 日米両政府は米軍―自衛隊の一体化を推し進めており、広島湾一帯が軍事拠点にされようとしている。岩国住民に連帯し、粘り強く闘おう。 11・17 岩国国際連帯集会 韓国、フィリピン、沖縄、岩国、京丹後、若狭 反戦反基地、反原発の闘いと連帯 一一月一七日午前、岩国市福祉会館で「2024岩国国際連帯集会」が開かれた。 九時三〇分から集会がはじまり、初めに全国事務局から集会基調が読み上げられ、全体の拍手をもって確認された。 つづいて海外ゲストからの発言がなされた。AWC韓国委員会の方は以下の趣旨で発言した。八月に米韓合同軍事演習「ウルチフリーダムシールド」が強行された。朝鮮の核攻撃防御が理由だが、実際には有事の際の朝鮮への先制攻撃や朝鮮全域の占領や安定化作戦が主要な内容であり、極めて攻撃的な軍事訓練であった。この数か月、韓国と朝鮮は、相互にドローン侵入、ビラ散布、汚物風船などの敵対的挑発をつづけている。対話のチャンネルはすべて途絶えており、偶発的衝突や事故、誤った判断が戦争につながる危険性が高まっている。米韓合同軍事演習を直ちに中止し、すべての敵対政策と軍事行動を止め、対話の環境を整え、意思疎通のチャンネルを復元しなければならない。私たちは、尹錫悦(ユン・ソギョル)政府の朝鮮に対する敵対的態度と米韓合同軍事演習中止によって、朝鮮半島の平和定着への道を再び開いていくことを強く求め、アジア民衆の連帯で戦争を永遠に終息させ、平和を成し遂げるために実践していく決意だ。 フィリピンからは、移民労働者の組織であるミグランテ日本支部の方が発言した。その趣旨は、岸田政権がフィリピン・マルコス政権と締結した日比円滑化協定を批判するものであった。この協定が、日比間の「安保・防衛関係を深化する」ことを名目にしているが、実際には両国の民衆をいっそう米国のファシスト的な戦争挑発にさらし、フィリピンの領土を中国に対する攻撃的な軍事演習拠点へと変えるものであり、数十年後の日本軍のフィリピン再上陸であるとして強く弾劾した。また、フィリピン人のみならず日本にいる移民の多くは、戦争、紛争、軍事化、ファシストによるテロによって国を追われており、祖国と民衆をまき込むいかなる戦争も望まない。これまで帝国主義戦争は、社会、コミュニティ、家族を引き裂いてきた。私たちは最後の一息まで抵抗し続けていくと決意を語った。フィリピンの仲間は最後に、「帝国主義打倒!」「あらゆる地域からの米軍撤退!」を訴え、発言を締めくくった。 沖縄からの報告として、辺野古カヌー隊の金治明さんが、主に辺野古現地での陸上、海上での抗議行動の様子、大浦湾への杭打ち強行や工事の進捗状況について、動画を上映しながら説明した。 京丹後の米軍Xバンドレーダー基地反対運動に取り組む京丹後市議永井友昭さんからは、ビデオでの連帯メッセージが届けられた。 若狭の原発を考える会の木原壯林さんからは、連帯のメッセージが届けられ、代読された。 今回初参加の「オスプレイストップ! 9条実施アクション佐賀」の方は、佐賀空港への自衛隊オスプレイ基地反対闘争の歴史と現状について報告した。工事車両搬入を阻止するゲート前での座り込み行動や、県公安委員会への数度の苦情申し出などの様々な取り組みについて映像を示しながら報告した。 岩国からは、元岩国市議で愛宕山平和研究所の田村順玄さんが発言した。その趣旨は以下のものだった。数日中に岩国基地配備の航空機が機種変更されると通告があった。FA18ホーネットから、最新鋭のステルス戦闘機F35Cへ、物資や兵員を輸送するC2A連絡機からCMV22オスプレイに変更するとのことだ。岩国基地は国が一兆円を投じた沖合移設事業によって、水深一三メートルの岸壁が作られており、オスプレイのような新規配備の米軍機などの陸揚げ拠点と化している。私たちは「愛宕山見守りのつどい」という米軍基地強化に対する抵抗の取り組みを続けており、すでに五〇〇回を超えた。これからも粘り強く地元で闘っていく。 集会の最後に、瀧川共同代表からのまとめの発言がなされた。瀧川さんは、衆院選での自民党、公明党の議席大幅減を評価しつつも、野党である立憲民主党や国民民主党などは日米同盟基軸という点では自公とまったく同じであり、軍拡や原発回帰の路線は大きく変わることはない、改憲と戦争への道を突き進み、アジアの平和と逆行するものだと批判した。 その上で、今後の闘争課題を提起した。第一に、自衛隊や米軍基地強化、戦争のための軍事演習を止める取り組みを続けること、第二に、セキュリティクリアランス制度をはじめとする労働者を分断する政策が進められている中で、差別排外主義と徹底的に対決していくこと、第三に、自衛隊基地・米軍基地の新増設などが強化される中で、全国で反基地運動を闘う住民の相互連帯、結合は急務であり、これを推し進めていくことを呼びかけた。 最後に、「国際連帯で、基地も原発もない日本、アジアを創っていこう」と語り、発言を終えた。 参加者はその後、岩国基地へのデモに向けて屋外へと向かった。 11・17 岩国市内をデモ行進 「基地いらない」「艦載機撤去」 米軍岩国基地に肉薄し抗議行動 一七日午後、国際連帯集会に続き、岩国基地に向けたデモが取り組まれた。 一二時三〇分より岩国市庁舎前公園で、デモ前ミニ集会が開かれた。 司会からのあいさつの後、地元から「住民投票を力にする会」代表の松田一志さん(岩国市議会議員)が以下の趣旨で発言した。一一月一〇日に福田岩国市長、中四国防衛局長、山口県県民局長らが、米軍のオスプレイに乗り、米空母ジョージ・ワシントンに乗船した。このような航空機の爆音や墜落の危険性を危惧する住民感情無視の行為に抗議を行った。今後も米軍の企画に乗っかる危険性を追及してくつもりだ。本日午前中にF35Cステルス戦闘機一四機が岩国基地に配備された。国内初のことだ。オスプレイ四機の配備も予定されている。私たちは今後もオスプレイ配備反対を、横田や沖縄はじめ全国の仲間と連帯して拡げていく。 「戦争させない、九条壊すな! 総がかり行動 阿武・萩実行委員会」共同代表の藤井郁子さんは、「九のつく日」の街頭スタンディングをはじめ、地域での戦争反対の取り組みについて語った。 続いて岩国行動に参加した各地域からの発言がなされた。 首都圏からは、「米軍基地に反対する実行委員会」の大森進さんが、主にオスプレイ横田基地配備に反対する取り組みについて報告し、沖縄や岩国など全国の運動と連携していくと決意を語った。また、「都教委包囲ネット」の方も連帯発言をした。 関西からは、「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」の方が、京丹後Xバンドレーダー基地強化や祝園(ほうその)弾薬庫建設など、関西圏での軍拡の現状報告と、これに反対していく決意を語った。 佐賀からは、玄海原発反対運動に取り組む方が、玄海町長の「核のごみ」最終処分場選定に向けた「文献調査」受け入れ表明と、玄海原発三号機再稼働強行を弾劾した。 福岡からは、航空自衛隊築城基地が、米軍基地化のために滑走路の延伸や隊舎、倉庫などが続々と建設されている現状を報告した。また、これに反対する大規模な集会を準備しているとの発言がなされた。 集会終了後、デモ参加者は米軍岩国基地に向けて出発した。「岩国基地はいらない!」「艦載機を撤去しろ!」などのコールや「守ろう愛宕山」の合唱に対して、沿道から手をふり賛意を表す人々も現れた。基地ゲート前では「US troops, out now!(米軍は今すぐ撤退せよ!)」などの英語のコールで訴えた。 基地近くの公園でデモを終え、二日間にわたる岩国行動は終了した。 |
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