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■12・1 大分 「ミサイルも弾薬庫もいらない!」 反戦・平和集会に500人結集 一二月一日、大分市若草公園で大分県内の反戦・平和を闘う団体による実行委員会主催で、「ミサイルも弾薬庫もいらない! 平和をめざすつどいin大分2024」が開催され、九州、沖縄をはじめ関西、首都圏から五〇〇人が集まりました 在日コリアンたちによる「サムルノリ」の演奏で始まった集会は、主催者挨拶のあと、県内の政党・労働団体から連帯あいさつがありました。続いてパレスチナをルーツに持つ一九歳のラップアーティスト、ダニー・ジンさんによる「たとえ声を上げているのがあなた一人だとしても、あなたの後ろには何人も応援している人がいます。そのことをわすれないでください」との力強いパフォーマンスとメッセージがありました。 後半は、「大分敷戸弾薬庫問題を考える市民の会」や「湯布院駐屯地『敵基地攻撃ミサイル』問題を考えるネットワーク」から、それぞれの地域で現在推し進められている軍備強化の現状と、それに対する反対運動の状況が報告されました。さらに、沖縄、鹿児島からも米軍と一体となった自衛隊の強化が進められていることが報告されました。また、京都祝園ミサイル弾薬庫建設に対して闘う仲間からも力強い闘いの報告がなされました。 最後に「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」の方から閉会の挨拶があり、再度ダニー・ジンさんのパフォーマンスで集会が締めくくられました。 また、この集会に先立ち前日には「戦争止めよう! 沖縄・西日本ネットワーク(仮称)」交流集会も開催され、一四都府県から約一〇〇人が集まり、生活圏の近くで起きている安保環境の変化を伝えるなど情報交流を深めました。 その中で、実行委事務局長は「全国各地で戦争前夜とも言える状況に抗う動きが起きていて、大分だけの運動では限界もある。情報を広く共有し、可能な限り全国一斉に行動を起こすことで世論喚起したい」と、運動を全国に広げていくことが打ち出されました。愛媛・沖縄・広島・大分と続けてきた集会の集約点として、二〇二五年二月二二日一三時から鹿児島においてネットワーク発足集会を開催することが提起され、六月には東京で集会を開催することも併せて提案されました。そして、そのためにネットワークへの全国からの参加が訴えられました。 私たちも、全国各地で進められている戦争体制構築に向けた攻撃に対してそれぞれ闘いながらも闘いを横につなげていくこのような運動にもしっかりと目を向け呼応しながら軍事大国化への道を阻止していきましょう。 |
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