共産主義者同盟(統一委員会)






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 ■2・9 東京
 国家の教育支配を許さない!
 都教委包囲ネットが総決起集会


 二月九日、東京の文京区民センターにおいて「国家の教育支配を許さない! 戦争と改憲に抗して平和実現に向けて何をなすべきか 2・9総決起集会」が都教委包囲ネットワーク主催で行われた。われわれは本集会の賛同団体でもあるAWC・首都圏の仲間とともに参加した。全国から闘う現場教職員と元教職員が結集し、「日の丸・君が代」の強制に反対し戦争を許さない闘いの中身を確認していった。
 集会は冒頭、主催者よりの開会あいさつではじまった。包囲ネットのメンバーは二〇〇三年の「10・23通達」による教職員の大量処分に反対する闘いの意義を提起した。「教え子を戦場に送るな」という精神はいまも現場教職員の一部には息づいており、本二〇二五年も国家による教育介入と断固として闘おうと呼びかけた。
 次いで、武蔵大学教授の大内祐和さんの講演が行われた。大内さんは「教育の新自由主義的改革の四〇年と現在」と題して講演した。その中で、「二一世紀ファシズムのスタートとして『10・23通達』があり、第一次安倍内閣による教育基本法改悪があった」と提起した。
 講演に続いて教育現場からの問題提起がなされた。東京教組から「教職員不足と給特法」というテーマで報告がなされた。また、「日の丸・君が代」裁判の現状、義務制の学校現場、高校の現場と現場教職員による報告がなされた。改憲反対、軍拡反対という立場から「戦争・治安・改憲NO! 総行動」に結集する仲間が発言した。
 これらの発言を受けて集会アピールが提起された。
東京都の教職員が不起立に決起してから二〇年以上の月日が流れた現在、「戦争の足音」が世界中で大きくなっている。しかし「ここで絶望するわけにはいかない。戦争は人間が行うものであり、それができるようになるためには人の心を支配しなければならない」、「教育までも彼らの思い通りに支配させるわけにはいかない」、「人の心そのものは絶対に支配できないし、させてはならない」、「これからが正念場である。現実への認識を深め、『戦争と改憲に抗する』闘いを各方面で進めていこう!」というアピールを集会参加者の圧倒的拍手で確認した。
 最後に団結ガンバローを行って集会を締めていった。
 闘う教職員に連帯し、戦争と改憲に反対していこう!

 


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