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     5月15日 沖縄

    県民大会に2500名結集

      基地撤去と安倍打倒の訴え


 

 五月十五日、晴天の下、「復帰四十四年 5・15平和とくらしを守る県民大会」(5・15平和行進実行委員会、沖縄平和運動センター主催)が開かれた。大会には、十三日からの5・15平和行進団(東、西、南)が続々と長蛇の列で入場する中、約二千五百名が結集した。会場入り口では右翼反革命どもが街宣車の大音量で妨害を企てるが、これを毅然たる対応で粉砕した。わが沖縄労共闘・統一委員会行動隊は、日帝の沖縄反革命統合四十四年弾劾、辺野古新基地阻止、伊勢志摩サミット粉砕、安倍打倒を訴える情宣を展開した。
 会場となった那覇市新都心公園は、かつて沖縄戦の「シュガーローフ」攻防戦で日米軍が熾烈な戦闘を展開した地帯だ。戦後米軍に牧港住宅地区として強制収用され、一九八七年全面返還後、文字通り「那覇新都心」として大型ショッピングセンターや公共施設、マンション群が立ち並ぶ「脱基地経済」の象徴として発展してきた地域である。まさにその「復帰四十四年」目にこの地で5・15大会が開催される意義は大きい。
 大会の司会で、連日辺野古ゲート前で指揮をとる大城悟・平和運動センター事務局長は開会冒頭、この地で大会が開催される意義についてのべた。主催者を代表して、辺野古ゲート前行動の総責任者である山城博治・平和運動センター議長が発言に立った。彼は病み上がりとも思えない活力あふれる「博治節」で、宮古・石垣・与那国・奄美への自衛隊基地建設の動きにふれ、沖縄の軍事要塞化が進められようとしていることに警鐘を鳴らし、安倍政権の戦争国家づくりを阻止するためにも、辺野古新基地を止めることが極めて大事だと力強く訴えた。
 続いて、藤本泰成平和フォーラム代表、照屋寛徳・玉城デニー衆院議員、糸数慶子参院議員、久高将光那覇市副市長、また嘉手納基地爆音訴訟の新川秀清団長、普天間基地爆音訴訟の伊波洋一顧問(参院選沖縄選挙区統一候補)、安次富浩ヘリ基地反対協共同代表が発言に立った。登壇者は口々に、今なお変わらぬ基地の島としての沖縄の現実を弾劾し、安倍政権を倒そうと訴えた。さらには、5・15平和行進と沖韓民衆連帯集会に参加した韓国代表団も登壇し、済州島カンジョン村婦人会長のカン・ムンシンさんが、沖縄との連帯を強化していく必要性を訴えた。
 大会では平和行進団代表の発言などを受け、大会宣言を採択し、たたかいの勝利に向けた団結ガンバローを行い、「沖縄を返せ」の大合唱で締めくくった。



 

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