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     5月21日 東京

   国の暴力を許さない!レジスタンス大行動

      警視庁・海上保安庁に抗議


 

 去る五月二十一日、東京は霞が関の警視庁や海上保安庁に対する、ユニークな抗議行動が取り組まれた。「国の暴辺野古の海で日々、基力を許さない! レジスタンス大行動」と銘打ったこの行動は、辺野古ゲート前に派遣され座り込み闘争を弾圧した警視庁機動隊や、辺野古の海で日々、基地建設のためのボーリング調査に抗議してきたカヌーチームや船団に対し、「安全確保」と称して暴力的な拘束を繰り広げてきた海保職員に抗議し、その責任を追及するという主旨だ。
 行動を呼びかけたのはこの間、首都圏から辺野古に有志を派遣してきた「辺野古リレー」で、賛同団体には「キャンプシュワブゲート前テント有志」や「沖縄への基地建設を許さない実行委」などが名を連ねた。
 行動の直前に、元海兵隊員による女性殺害事件が発覚し、ゲート前で指揮をとる平和運動センターの山城博治氏は、行動にメインゲストとして招かれていたが、急きょ上京を中止。行動の主旨にも、殺害事件に抗議する意味合いがにじむことになった。
 抗議行動は警察庁正門前と、海保本庁のある国交省前の二か所で同時に行われた。
 海保前では、午後二時、弾圧に抗議する意思表示として、新聞紙を丸めて作った「鎖」を一斉に破るというパフォーマンスが行われた。
 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの女性は、元海兵隊員による女性殺害事件を受け、黒装束で犠牲者を追悼し、静かな怒りをこめたアピールを行った。立川自衛隊監視テント村、「高校無償化」から朝鮮学校排除に反対する連絡会が続いて登壇。
 全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部が、関西でXバンドレーダー基地に反対してきた仲間三人が不当逮捕されたことに抗議。二月に辺野古を訪問した学生グループ「直接行動」も連帯を込めたアピールをした。
 アピールの合間には沖縄のミュージシャンが歌と演奏をし、飽きさせない。さらに辺野古からかけつけた仲間が、キャンプシュワブ・ゲート前さながらに「座り込め、ここへ」を合唱するなど、場は大いに盛り上がった。
 二時間ほどの行動が終わると、参加者は坂を下って警察庁側の行動に合流、機動隊と対峙しながら、座り込みをした。辺野古基地建設阻止、弾圧粉砕! 女性殺害事件糾弾―全基地撤去に向かう沖縄民衆との連帯を堅く貫き、レジスタンス大行動は終わった。



 

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