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     9月7日 東京

    市東さんの農地取り上げ反対

  
 最高裁第三次署名提出・申し入れデモに100名参加
     

 
 九月七日午後一時三十分より、三里塚芝山連合空港反対同盟(反対同盟)呼びかけの、市東孝雄さんの農地取り上げに反対する最高裁第三次署名提出・申し入れ行動が取り組まれ、百名あまりが参加した。
 最高裁への申し入れに先立って、星陵会館前に結集した反対同盟、そして共にたたかう仲間たちは、最高裁に迫るデモ行進を行った。
 反対同盟宮本麻子さんがマイクを握る宣伝カーからのコールを先頭に、デモ隊は首都中枢の永田町に「市東さんの農地を守り抜くぞ」「農地強奪を許さないぞ」の声を響かせていった。
 デモ終了後、参加者は反対同盟萩原富夫さんに先導され、反対同盟歌を全員で合唱しながら最高裁西門前へと移動した。
 西門前では、反対同盟太郎良陽一さんの司会で、参加者からのリレートークが行なわれた。動労千葉、関西実行委、市東さんの農地取り上げに反対する会などが、それぞれの立場から、市東さんの農地取り上げを許さず、共にたたかう決意を語った。
 市東さんの農地取り上げに反対する会・沖縄からは、六日の高江現地での不当逮捕を弾劾する発言が行なわれた。そして「高江現地では工事を止めるために歯をくいしばってたたかっている。反対同盟五十年のたたかいの歴史に学び、沖縄と三里塚をむすびつけたたかう」と語った。
 反対同盟顧問弁護団の葉山岳夫さんは「市東さんの農地の違法収用に対して、反対同盟をはじめ全国の農民、労働者人民のたたかいを結集し、これを粉砕していくことが鍵だ。弁護団は本日の要請行動でその旨を明確に訴えていく」と語った。
 リレートークの最後に、反対同盟萩原富夫さんは「昨年八月の最高裁への上告から一年が経ちました。この間署名運動に全国で取り組み、本日は二千三百四十七筆の署名を提出します。安倍政権の命をないがしろにする政策に対して、私たちは三里塚において、市東さんの農地取り上げを許さないため、人生をかけてたたかっています。全国のさまざまなたたかいと結びつきながら、これからもがんばっていきたい」と語った。
 その後、全体でシュプレヒコールをあげつつ、市東さんを先頭に反対同盟、顧問弁護団、支援の代表ら十七名が、最高裁への署名提出・申し入れ行動のため裁判所内に入っていった。
 その後、所内での約三十分間の署名提出・申し入れ行動の報告を弁護団が行った。そして、「用地内」農民の市東孝雄さんは「これからも、天神峰で農地を守りぬくため、たたかっていきます」と決意を述べた。参加者は大きな拍手でこの決意に応えていった。
 その後も、参加各団体からのたたかいの報告や決意表明が行われた。本行動のまとめを反対同盟伊藤信晴さんが行い、10・9全国総決起集会への大結集を訴えた。最後に行動参加者全員によるシュプレヒコールの唱和をもって行動を締めくくっていった。



 

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