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     10月 関西

  沖縄連帯、戦争法廃止、南スーダン派兵反対掲げ
  大規模な反戦集会取り組まれる

     

 
 10・10大阪、10・16京都


 この十月、関西では大規模な反戦集会が大阪と京都で開催された。十月十日の「戦争あかん!基地いらん! 関西のつどい2016」には、会場のエル大阪大ホールを埋める約八百人が結集した。主催は、大阪平和人権センター、大阪1000人委員会、戦争あかん! 基地いらん! 関西のつどい実行委員会であった。
 集会は、沖縄から参加した糸数慶子参議院議員の講演をうけて、高江ヘリパッド建設・辺野古新基地建設阻止、戦争法廃止・憲法改悪阻止、南スーダンPKO派兵反対などを掲げ、終始熱気に満ちたものであった。また、十月十六日には、「第十回反戦・反貧困・反差別共同行動in京都 変えよう! 日本と世界~改憲阻止! 安倍政治を許すな!」が円山公園野外音楽堂において約六百五十人の結集で開催された。この記事では、京都の集会を中心に報告する。
 集会は、仲尾宏さん(代表世話人)の主催者あいさつから開始された。仲尾さんは、この集会が反戦共同行動(きょうと)の十周年記念集会であることにふれつつ、安倍政権と対決し、日本と世界を変えるためにたたかうことを呼びかけた。続いて中嶌哲演さん(原子力発電に反対する福井県民会議・代表委員)が、「原発全廃!原発再稼働の動きは」というテーマで講演を行った。中嶌さんは、原発が林立する若狭で反原発をたたかう立場から、関電を大包囲するようなたたかいをつくろうと呼びかけた。ここで趙博さん(浪速の歌う巨人)と川口真由美さん(おもちゃ楽団)の歌が入り、会場を大きく盛り上げた。
 続いて沖縄から駆け付けた北上田毅さん(沖縄平和市民連絡会・辺野古抗議船船長)が、「全基地撤去へ! 沖縄の闘いの今は…」というテーマで講演を行った。この沖縄からの講演は、山城博治さんが行う予定であった。山城さんはぎりぎりまで集会への参加を追求したが、高江現地の激闘のために参加が不可能となり、北上田さんが急きょ交代したものであった。北上田さんは、政府は年内にヘリパッド建設を完了させようとしているがそれは不可能だ、これは勝てるたたかいだと力強く訴えた。そして、現地での非暴力直接行動を紹介し、裁判で負けたとしても、翁長知事権限で対抗することができると説明し、高江に行ける人は高江に結集しよう、行けない人も連帯するたたかいを「本土」でつくろうと呼びかけた。この講演のあと、特別挨拶として服部良一さん(元衆議院議員)が発言を行った。
 そして集会の最後に、三人の連帯挨拶が行われた。まず中北龍太郎さん(戦争あかん! 基地いらん! 関西のつどい実行委員会)から、関西から反戦・反基地闘争のうねりをつくりだそうという発言が行われた。続いて三浦俊一さん(釜ヶ崎日雇労働組合)から、釜ヶ崎から沖縄現地闘争への総結集を呼びかける発言が行われた。最後に福井きよ子さん(米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会)から、京丹後の米軍基地を撤去させよう、沖縄・京丹後・韓国を結んでたたかおう、新たな「戦争世代」をつくらないためにという心にしみるような発言が行われた。
 集会は、実行委員会事務局の寺田道男さんのまとめと行動提起、インターナショナル斉唱をもって終了した。集会終了後、集会参加者は京都市役所前までのデモを行った。
 第一次安倍政権発足への危機感を背景に、東京での9条改憲阻止の会の集会に呼応した形で開始されたこの反戦共同行動(きょうと)の円山野音集会も十回目となった。この集会は、京都・滋賀からの参加者と大阪・兵庫からの参加者の双方によって支えられてきたもので、関西における相対的な左派勢力の大衆的な結集の場であり続けてきた。安倍政権がいよいよ集団的自衛権行使・海外での武力行使、憲法改悪に向かうなかで、反戦共同行動(きょうと)の果たすべき役割は大きい。


 

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