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     3月13日 東京

   「戦争・治安・改憲NO!」掲げデモ

   
  霞ヶ関の省庁に対し怒り叩き付ける
     

  
 三月十三日、「戦争・治安・改憲NO! 総行動実行委員会」の主催で、「戦争・治安・改憲NO! 霞ヶ関デモ」がたたかいぬかれた。
 この日の行動は、三月四日に文京区民センターで開催された「戦争・治安・改憲NO! 3・4集会」引き続くたたかいとして取り組まれた。
 午後六時まえ、結集場所でデモ出発地点の日比谷公園霞門に続々と労働者・市民・学生が結集してくる。アジア共同行動首都圏の仲間もともに結集し、総勢百五十名余が集まった。
 午後六時すぎ、デモ行進出発前の集会が開始された。
 はじめに、救援連絡センターの山中さんが、実行委員会あいさつに立った。山中さんは、森友学園問題、沖縄・辺野古新基地建設強行など、安倍政権の暴走がひどさを増している状況を徹底的に弾劾した。そして、国会において共謀罪が閣議決定されようとしていることを徹底批判した。共謀罪は、安倍政権の戦争国家・治安国家・改憲攻撃そのものであることを暴露し、廃案に追い込もうと訴えた。
 つづいて、結集した諸団体のなかから、辺野古実の中村さんが連帯あいさつに立った。中村さんは、安倍政権が沖縄の自治を無視して、辺野古新基地建設の工事を強行していることを徹底弾劾した。沖縄現地では、警察権力、海上保安庁による弾圧に屈せず、工事強行に抗議する座り込みが連日たたかわれていることが報告された。
 つぎに、日韓ネットの小沢さんがあいさつに立った。小沢さんは、三月十日、韓国の憲法裁判所において、朴槿恵に対する弾劾の判決が出たことを報告。この判決は、韓国民衆のたたかいが勝ち取ったものであることを確認し、韓国民衆連帯のたたかいを進めようと訴えた。一方で、韓国にTHAADミサイル配備が強行され、大規模な韓米合同軍事演習が強行されるという事態があることを明らかにした。日米韓の軍事同盟の強化は東アジアにおける、軍事的緊張を高めるいっぽうであると批判し、このことに対しても反対していこうと訴えた。
 集会の最後に、参加者全員でシュプレヒコールをあげた。いよいよデモ出発時刻の午後六時半だ。シュプレヒコールをあげながら、デモが出発した。デモコースは、法務省、警察庁、外務省、財務省、文科省、厚労省と官庁街を一周するコースだ。それぞれの省庁前に差し掛かると、当該する諸団体の人士が街宣車のマイクを握り、怒りのシュプレヒコールを叩き付けるというスタイルでデモ行進が行われた。平日の帰宅時間とあって、沿道には帰宅する労働者が多数おり、デモ隊列に注目していた。
 約四十分にわたるデモ行進を貫徹し、再び日比谷公園霞門にもどり、簡単な集約集会がもたれた。参加者たちは安倍政権打倒に向けてともにたたかうことを確認した。
 さらに引き続いて、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック主催の「埋め立て工事を強行するな! 山城博治さんらの即時釈放を求める3・13官邸前抗議行動」に合流し、首相官邸に対する怒りの声を叩き付けてこの日の行動を終えた。


 

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